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それから数日
明後日は午前練だけで、それが終わったら祭りに行く予定だ。休憩中、みんなにスポドリを配り終え水道へ向かうと、何やら男女数人が揉めている様子だった。近づいて見ると、サッカー部の部員2人とマネージャーの佐々木さんと酒井さんだった。
部員1『いい加減にしろよ！なんで俺らの分毎回用意してねぇんだよ！』
酒井『なんでダラダラやってるやつのためにアタシらが頑張んなきゃ行けねぇんだよ！だったら今も自主練頑張ってる人たちのサポートした方がチームのためだろ』
佐々木『サボってばっかだし、それにマネージャーは誰でも出来る仕事なんでしょ、だったら自分たちでやんなよ』
あれから1ヶ月以上経ったので、そろそろ真面目に練習し出すかと思っていたが、相変わらずだったらしく俺まで呆れてしまう。
部員2『お前！』
1人の部員が佐々木さんの胸ぐらを掴み手を振りかぶった。急いで振りかぶった手を止めて間に入る。
部員2『なんだよお前！』
『お前こそ、何してんだよ！』
部員2『お前には関係ねぇだろ！』
『だからって女の子に手あげんな、元はと言えばお前らがサボって、挙句彼女たちを侮辱するようなこと言ったんだろ。まずは謝って、そっから真面目に部活しろよ！』
俺たちの怒鳴り声を聞いてか、体育館とグラウンドから数人集まってくる。
部員1『どうせ男目当てで入ってきたんだろ、だったら黙って仕事してりゃいいんだよ』
『本気で言ってんの？』
部員1『だったらなんだよ』
だんだん怒りが湧いてくる。佐々木さんと酒井さんは、今も汗だくで、服も砂埃で汚れていた。色々運んだり、何度もここまで往復していたのだろう。
『この炎天下の中、何度も水道まで往復して、重いものを運んで、、、男目当てなわけないだろ』
黒尾『確かに男目当てでできる仕事じゃねぇな』
後ろを向くとクロが真顔で立っていて、目の前のサッカー部員2人が怯む。
黒尾『だいたいマネージャーが誰にでもできる？んなわけないだろ。スポドリだって部員全員の分作んのにどんだけかかるか考えろよ。それを運ぶのがどんだけ大変だと思う？お前らが練習に集中出来んのは誰のおかげだ』
クロの言葉に部員たちは黙り込んでしまった。
サッカー部部長『確かにな、俺らの自主練の時まで残ってくれて、部室だっていつも綺麗にしてくれてる。感謝こそすれ、その言い方はないな』
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黒尾ファン - 全部読みました（出てるやつは）とてもいい作品でした。できれば女の子バージョンからもつっくってほしいです (3月26日 8時) (
レス) @page16 id: 13c9948002 (このIDを非表示/違反報告)
なおき(プロフ) - 愛夢さん» ありがとうございます！頑張ります！ (3月21日 13時) (レス) id: 6acd3e0e02 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - 萌えが止まらなくなるくらい好きです！こういう甘々系探してました！更新頑張って下さい！✨ (3月21日 1時) (レス) @page10 id: cea8a366e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寝息 | 作成日時：2024年3月14日 10時
