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「ほんまに心配してるから言うてんねんで？」
『明日から頑張って受ける』
「お仕置きすんで、ほんまに」
紫耀くんはブラウスのボタンを2つあけて
「消えかかってる」
そう言って私の鎖骨にチュッて唇を落とす
チクっとした痛みに
『んっ･････』
声が漏れる
「その声、興奮するわ
家やったら間違いなく押し倒すんやけど」
『紫耀くん････もう一個つけて』
「だーめ」
『なんで？』
「止まらんくなる
ここで押し倒してしまうもん」
『いいよ』
紫耀くんは驚いた顔で私を見る
「今日はワガママさんやなあ
放課後、相談室で待ってるで」
それだけ言って戻って行った
何分
何時間
ぼーっとしてたんだろう
「Aちゃん！やっと見つけた！」
『廉くん』
「ずっとここおったん？」
頷くと、すごくびっくりした顔で
もう授業全部終わったで！？
って素っ頓狂な声出してる
そんなにずーっとここにいたんだ
「お腹すいてない？お昼食べてへんやろ？」
『大丈夫』
「帰ろ？」
『今日は、先帰ってて
来てくれたのにごめんね』
「そか！じゃあまた明日」
教室に戻ると誰もいなくて
すごく殺風景に見えた
ガラリとした教室
ガラガラガラッ
「あ、Aちゃんや
なんか今日見るの久々やんなあ」
『しょうく･････あ･････』
「A･････ちゃん･････」
名前を呼ばないで
そんな顔で見ないで
あなたが知ってるAはもういないんだから
「岸先生？どうしました？」
" 岸先生 " かあ
そうやってギュッて唇を噛むクセ
懐かしい
「本当に、本当に･････Aちゃん？」
『違うよ。紫耀せんせ、行こ』
ごめんなさい
ごめんなさい
まだ私にはあなたと話す勇気がなくて
ごめんなさい
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にゃんまる - 続き気になっています。更新頑張ってください！ (2019年7月7日 13時) (
レス) id: c76629709c (このIDを非表示/違反報告)
りい - お話の続きが気になります。更新楽しみにしています。 (2018年9月8日 19時) (レス) id: 4018dff5ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょみる | 作成日時：2018年6月8日 8時
