お姉ちゃん嫌い (ページ30)

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A「ただいま～」

麻衣「おかえり！きちんと言えた？」

A「言えたよ。先輩も大丈夫って言ってくれたし」

麻衣「よかった～。唐突で申し訳ないんだけどさ、今から留守番頼んでいい？」

A「なに？まさか彼氏さんとデート？」

麻衣「ううん。大毅の誕生日が近いからそろそろ買いに行こうかな～って思うから七瀬達と買いに行くから」

お願い！って言ってくる姉

ここまで懇願されたら断れないわけで

A「いいよ。いいもの買ってあげな？」

麻衣「ありがとう！じゃあよろしくね！」

そう言って台風のように立ち去って行った

姉さんがいなくなってから少しして

ピーンポーン

誰だ？と思い見てみると

A「は！？勝利！？」

ドアを開けると

勝利「今大丈夫？」

そう言われ

A「別なんもないしいいよ。ほら上がって」

そういうと

勝利「お邪魔しまーす」

と言ってあがる勝利

A「何しに来たの？」

何気に旅行の時はあれから全然喋ってなくて久しぶりに話して少し緊張してる

勝利「別に～。ちょっと暇だったから来ただけ」

A「じゃあ帰れ」

勝利「酷くない！？」

A「嘘だよ(笑)チョーうける(笑)マジだと思ったの?」

勝利「マジだと思った。びっくりした～」

A「なわけないじゃん。だって幼馴染を追い出すとか鬼じゃんそれ」

勝利「幼馴染み、か(ボソッ」

A「ん？なんか言った?」

勝利「別に！」

A「そう？そういや何すんのここで」

勝利「ゲーム」

A「やっぱりね。何する?マリカー？」

勝利「マリカーしよ」

それからはテレビでマリカーをずっとし続けて気が付くともう1時間がたってて

A「もうお姉ちゃん帰ってくる頃だからさっさと帰って」

って言って半ば強制的に家から追い出す

そうしないとあいつ帰らないもんめんどくさい

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