お姉ちゃん嫌い (ページ28)

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次の日

朝起きてご飯を食べてから先輩に電話をかけよう

そう思いリビングに行くと

麻衣の姿が

A「おはよう～旅行帰りなのに朝早起きできてすごいね～」

麻衣「ありがとう～ご飯できてるから食べな～」

A「いただきます」

やっぱり家庭の味っていいわ

沖縄の料理もおいしかったけど家の料理もおいしい

そう思って食べていると案外お腹がすいていたのかすぐに平らげてしまった

A「ごちそうさま」

そう言ってお皿をシンクまでもっていき中に入れる

そして部屋に戻って緊張するけど先輩に電話をかける

プルルルルプルル

涼介「もしもし」

A「もしもし、Aです」

涼介「Aちゃんか、どうかした？」

A「あのお話があるので今日10時に学校近くの公園に来てください」

涼介「わかったじゃあね」

A「はじゃあ10時に」

涼介「わかってるよまたあとで」

そう言って切れる電話

急いで着替えて軽くメイクをする

そんなことをしてたらもう9時半

学校に行くには30分くらいかかるからもう行かないと

A「じゃあ行ってくる」

麻衣「きちんと言ってきなよ」

A「わかってる」

麻衣「行ってらっしゃい」

A「いってきます」

公園につくともう来ていた先輩

A「ごめんなさい呼び出しておいて遅れてしまって」

涼介「全然待ってないから大丈夫だよ。それで話って何？」

A「旅行の時の返事なんですけど…」

涼介「うん」

A「今まで付き合ったこともないし好きな人がいた事もなかったので恋愛がわからないんです。なのでまず友達として仲良くなってから考えさせてもらってもいいですか？」

涼介「うん、いいよ。これから仲良くできるように頑張るからよろしくね」

A「よろしくお願いします！山田先輩」

涼介「せっかく友達になったんだから苗字呼びは嫌だからやめてよあと敬語も」

A「わかり…わかった」

涼介「じゃあよろしく。ばいばい」

そう言って立ち去った涼介先輩

なんかかっこよかった