Sho-Renの従妹 (ページ49)

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A「…しょうお腹すいたでしょ？」

俺の背中にくっついたまま聞いてきた。

「俺作るから寝てて。」

A「じゃあ、一緒に寝よーよ」

お？

なにこの甘えたさん。

熱出したらこんなに甘えてくれるの？

普段のAからしたら絶対考えられない行動ばっか！

うわぁ、ずっと熱出しててほしい←

てことで俺はAをソファに連れていって寝かせて、ソファの下に座った。

A「しょお…寒い」

「毛布とってくるね。すぐ戻ってくる」

寝室から毛布を取って戻ってくるとAは寝ていた。

そっと毛布をかけて頭を撫でる。

普段のAだったら確実に嫌がられるなーなんて思いながら。

さ、今のうちにご飯つくろーっと。

A食欲あるかな？

お粥くらいなら食べてくれるよね？？

いつも俺が作ってもらってばっかだから、Aにお粥なんて初めて。

Aが熱出すなんていつぶりなんだろう？
小学生？

卵粥をリビングの方に持っていってAの肩をさする。

「A～お粥食べる～？」

A「たべるー…いいにおい…」

そう答えるAの目はいつもの半分くらいしか開いてなくて眠そう。

でも食欲はあるらしく、俺がお粥を食べさせてあげるとすぐに完食した。