Sho-Renの従妹 (ページ48)

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熱ページ48

Aside

今日は紫耀が舞台の休演日で仕事も早く終わるらしいから家に行く約束してて。

でも、、朝から頭が痛い。

風邪とかはめったに引かないけど、スマホとかテレビの見すぎで頭痛がすることは結構ある笑。

だからまた見すぎたのかなーって。

久々に私もバイト休みだし、家にいても暇だからまだお昼だけど課題を持って紫耀の家に向かった。

対して明るくないリビングで課題をやってたからなのか、眠くなってきて気づいたら机に突っ伏していたらしい。

　

紫耀side

早く仕事が終わったからまだ18時！

Aが家に来てるし最高！！

「たっだいまーーAー？」

お昼に『もうきたー』ってLINEきて、

1時間くらい前に俺が『今から帰るね！』って送ったのに返信がなくて少し心配だった。

リビングに入るとソファの前の机でノートを広げたまま顔を伏せて寝ていた。

最近Aもバイトとかで忙しそうだったし寝てないのかなぁ。

　

頭を撫でるとAの肩がピクッと動いた。

　

A「んー…？あ…しょう？」

そう言って顔を上げたAは眠たそうで顔が赤い。

A「ごめ…今からごはんつくる」

一度立ち上がったAの肩に手をおいてソファに座らせた。

A「なに？」

「熱あるの？」

なんかフラフラしてるし、目全然開いてないし、顔赤いし…。

A「熱？いや、眠かったから寝てたのー。」

「顔赤いし、身体熱いよ？」

A「そー…この部屋暑いんじゃない？」

A、風邪とか引かなすぎて、自分が熱あること分かってない。

俺は体温計をとるために立ち上がった。

そしたらAも立ち上がってついてきた。

「座ってて？」

A「ごはんつくろー…」

「ねぇ、熱あるんだから大人しくしててよ」

俺がちょっときつめに言うと、Aは後ろから抱きついてきた。

Aから抱きついてくるとか何年ぶり？笑

背中から伝わってくるAの体温は熱くて、

外の寒さで冷えきった俺の身体もすぐに暖かくなった。