Sho-Renの従妹 (ページ35)

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# ページ35

廉side

キッチンで話してるAと玄樹。

なんなん？あの2人。

まじで付き合ってんの？

Aが『会いたい』とか死んでも言わんと思ってたのに、玄樹に『私も会いたかったし』なんて言ってんねん。

「なあ、海人。A、なんであんな玄樹と仲良いん？」

優太と喋りまくってる海人に聞いてみた。

海人「えー？付き合ってんじゃない？だってA抱きついてたし！」

「やっぱそーなんかなぁ。」

海人「俺A好きなのにな～。なに？廉も好きなの？」
　

「なわけ！思ったこともないわ！」

A「ちょっとー、コップ洗うから持ってきてー？」

　

なんていうAの声が聞こえたけど誰も取りに行かなくてAが取りに来た。

A「岸くんそっちのコップ取ってもらってもいいですか？」

　
岸「は～い！」

Aが届かない位置にあるコップを優太が取って立ち上がる。

海人「ねぇ岸くん危ない～！俺が持ってく～」
　

結局海人がキッチンまでコップを運んでった。
んでAにダル絡みしとって。

海人「A～！○～ちゃん～って呼んでいい？」

A「は？やだ…」

海人「えー、○ーちゃんがいい！」

なんか知らんけど急に名前の最初の文字伸ばしてちゃん付けで呼び出した海人。

A「まじでやめてくんない？」

そんな海人にガチギレしそうなA。

海人「なんでなんで～いいじゃん！」

玄樹「A嫌がってるって。」

そう言いながら玄樹は海人を俺の方に引っ張ってきた。

玄樹「廉、海人のこと構っといて。」

えー、俺なん？

優太はいつの間にか寝とるし！

海人「ねぇー、廉も○ーちゃんって呼びなよ！良くない？」

「おま、まじでAキレそうだったからやめとけって。」

A「っはぁっはぁっはぁ…」

　
「A？」

玄樹「っ…」

キッチンの方からAの荒い呼吸が聴こえてきて、玄樹は一瞬海人を睨んだ。

玄樹「俺がいく。」

玄樹は俺に海人を押し付けるとAの方に戻った。