# ページ34
ひとしきり料理も食べ終わって、みんなのお酒も回ってきたころ、食器を片付け始める。
玄樹「手伝うよ。」
寝てる紫耀とじんくん。
めちゃくちゃうるさい岸くんと海人。
それをぼーっと見守る廉。
をよそに玄樹くんがキッチンにひょっこり現れた。
「玄樹くんはお酒強いの？」
玄樹「今日そもそもそんな飲まなかったからね。」
「みんなお酒買ってきすぎ笑」
シンクには空になったお酒の缶が沢山転がっている。
玄樹「完全に酔ってるね。」
玄樹くんはリビングの５人を見て笑った。
玄樹「疲れてるのもあるか…紫耀とか最近大丈夫？」
「私も久々に会ったからさ…。でもさっきもあんまり食べてなかったしちょっと心配かな。」
最初に何口かグラタンを食べて、あとはほとんど食べてなかった。
別に無理に食べてもらおうとも思わないけど、舞台であれだけ動いて全然食べないのもそれはそれで心配で。
まあでも食べたくても食べれないんだろうけ
ど…。
玄樹「そっか…。やっぱそうだよね…。」
Jr.の頃のジャニアイで紫耀が1人で座長をやってた時、全然食べてなくて倒れたこともあったから玄樹くんも舞台の期間の紫耀は特に心配みたい。
「そーいえばさ、LINEしたときもうクリパ来るって決まってたの？」
いつ行くって言ってくれなかったのはそうだからなのかなーって。
玄樹「その日紫耀にAの家連れてってーって言ったら誘われたんだ〜。
それで神宮寺と岸くんも空いてるってなって皆で来ちゃった。
ごめんね？おしかけて。」
A「いやいやいや、むしろ嬉しい。私も会いたかったし。」
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作者名：Hirose | 作成日時：2019年10月22日 21時
