Sho-Renの従妹 (ページ32)

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# ページ32

海人「あーっこのクラッカー鳴らすの？」
　

料理を運び終えてリビングに集まると急に海人が大きな声を出した。

「そー。」

廉「6本しか入っとらんよ。」

「え？」

紫耀「あ、、」

皆が一斉に私の方を向いて、

『やっちまったな？』

みたいな目で見てくる。

「まってまって、だって元々3人だったから！」

廉「やったら俺と一緒に引くか！」

2人でクラッカー引くとかむず笑

「私動画撮ってるからみんな鳴らしなよ。」

海人「え、なに、ホームビデオ的な？」

神宮寺「いいじゃん！」

「なんでホームビデオなの笑」

岸「家だからでしょ？」

紫耀「何言ってんの岸くん笑」

海人「妹と兄達！みたいな！」

「よく分からん笑。まあいいや準備して～」

紫耀「まって、これどうやって鳴らすの？」
　

「ついてる紐引くだけ。」

紫耀「あーおっけー」

パーン「あ。」

紫耀は間違えて紐を引っ張ってクラッカーを鳴らした笑

廉「アホやん笑」

海人「紫耀うける！！笑」

「はははっ紫耀は無しね笑」

神宮寺「しょうくん俺と引く？」

赤ちゃんみたいな声で一緒に引こうと誘うじんくん。

紫耀「ひくぅーー」

「はい、じゃあメリークリスマス…でパーンね。」

パーン

廉「あ、」

タイミングを伝えたら間違えて廉がクラッカー
を鳴らした。

「あははははっ廉も海人とやりな笑」

廉「おまっ、紛らわしいやん！」

玄樹「じゃあAも鳴らそうよ！」

「いやいいよ！玄樹くん映んなくなっちゃうし。」

神宮寺「玄樹と鳴らす気満々だね笑」

「だってこの中だとしたら玄樹くんしかいないじゃないですか笑」

なんて言うとじんくんは下を向いちゃって。

紫耀「あーっじんくん傷ついた！」

「なんで笑。」

岸「はい、謝って～」

「なんで岸くんに言われなきゃなんですかー。」

玄樹「謝って～」

あ、じんくんのことになったら厳しい玄樹くん。。

「じんくんごめんなさい。」

私はしぶしぶ謝る。

神宮寺「いいよ。」

海人「もーっいいから早く鳴らそ！」

海人は待ちくたびれたのか大きな声でそう言う。

「じゃ、メリークリスマスっ」

パーン！パーン！パーン！パーン！