Sho-Renの従妹 (ページ29)

今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:76,007 hit

# ページ29

翌日…

「昨日Aに会った！」

廉「は？」

廉も紫耀も、そして何故か海人も意味不明みたいな顔をして俺の方を見ている。

岸くんは、多分聞いてない笑。

「収録終わって帰るときに角でぶつかってさ。これ運命じゃない？」

海人「おいっやめろじんー！俺のA！」

廉「何いっとんの？なわけないやろ。」

廉は平然としている風を装っているが本当はイライラしてる。

だってめちゃくちゃ海人の方睨んでるし。

海人「そうだし！AにLINEしよーっと。」

え、海人、AのLINE知ってんの？

そんな仲良いの？

俺もLINEほしいなー。

「ね～紫耀～。」

俺はスマホをいじり始めた紫耀をちょっと甘えた声で呼んだ。

　

紫耀「なーにー。」

紫耀は俺の方を見ずにそう答える。

「AのLINE教えて～。」

廉「は？なんなん？無理やろ！」

今の俺の言葉を聞いていたのか、廉が反論しだして。

廉「なあ？紫耀、無理やろ？」

紫耀「いいよ。」

紫耀はこの状況を面白がっているのか、いいよと言ってAのLINEを送ってくれた。

廉「ちょ、しょおーー」

紫耀「Aに変なことしないでよ。」

「しないって。じゃあ早速LINEしま～す。」

廉「駄目やって！」

廉にスッとスマホを取られて、

そんなことをしていたら撮影に呼ばれてしまった。

そして結局AにLINE出来たのは家に帰ってからだった。

しかも返信が来たのは2日後笑。

紫耀によればAはいつも返信は遅いらしい笑。

そんなの全然気にしないけどね。