# ページ13
A「ごめんね…紫耀…。」
気づいてたんだ、俺がいたこと。
「俺こそごめん…。自分のことしか考えてなくて…」
A「紫耀は悪くない。私凄い酷いこと言ったから…私の方が紫耀のこと何も考えて無かった。」
「ちょっとまっ…」
俺は立ち去ろうとするAの腕をぎゅっと掴んだ。
A「もう私、紫耀達の家族って言える資格ない…
ママとパパが死んだときから、本当はずっと１人でいなきゃいけなかったんだ…
なのに紫耀にもママにもずっと甘えて、
迷惑かけて、
酷いこと言って、、
きっと私がいたからママも倒れたん…
私がいるからみんな不幸になってく…
だからもう一緒にいちゃいけない…
家族でいちゃいけない…」
そういうAの腕は震えてて、目には涙が溜まってるのがわかる。
俺はAの肩に手を当てて俺の方に向かせた。
「なんで…？
なんでそんなこと言うんだよ…
俺だってママだってAのことそんな風に思ったことないから。
Aが何言ったって俺たち家族だから。
俺、、ジャニーズ辞めない。
家族のために俺、ずっとジャニーズでいるから。
だから…
１人なんて言うなよ…」
Aは暫く俺の方を見つめて溢れた涙をコートの袖で雑にぬぐって。
A「私…紫耀のこと絶対守る。
ママのことも、紫耀のことも絶対私が守るから…。」
……
こうして、家族で再び話した結果、俺はおばあちゃんと二人で東京に引っ越すことになった。
ママはAも東京の学校を受験してるから東京に行きなよって行ってたけど、Aは名古屋に残ると決めた。
そして3年後、Aは東京の大学に進学し、東京で一人暮しを始めた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Hirose | 作成日時：2019年10月22日 21時
