Sho-Renの従妹 (ページ21)

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# ページ21

Aside

　

寝室にいくと紫耀が布団をはね除けて寝ていた。
　
　

めちゃめちゃ汗かいてる。

タオルもってこよ。

タオルを水で濡らしてきて、顔の辺りをふいてあげると冷たかったのか起きてしまった。

「ごめん…起こした…」

顔を赤らめて、目を半分くらい開けてる。

　

紫耀「あつい…」

紫耀のおでこを触るとさっきよりも熱い気がした。

「熱いね…もっかいはかろ」

私は体温計を紫耀の脇に入れた。

すぐにピピピと鳴り、画面をみると38,8度だった。

「さっきより上がってんじゃん…」

紫耀「なんど？」

「38,8」

紫耀「わーー…たかい…」

わーじゃないよわーじゃ。

「冷えピタ持ってくる。タオルももっと冷たいの持ってくる。」

紫耀「いかないでよ…」

紫耀に腕を捕まれたけどその力は全然強くなくて、、

「ちょっとだから…待ってて？」

紫耀は渋りながらも手を放してくれた。

急いでタオルを濡らして、冷えピタを取って戻った。

「紫耀…明日仕事？？」

仕事だとしてもこんなんじゃ行ってほしくないけど、とりあえずきいてみた。

紫耀「ごごから…」

「そっか。明日になっても全然熱下がって無かったら病院いこ…？」

紫耀「うん…」

紫耀は消え入りそうな声でそう答えた。