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『なんで・・・』
なんで戻って来たの？って聞きたかったけど声が出なかった。
驚きや恐怖が一度にきて、声が詰まった。
モ「もう大丈夫だよ。ゆっくり深呼吸して。」
そんな私を見かねたモトキが私の背中をさすってくれた。
マ「教室に戻ろうとしたら尼崎たちの馬鹿みてぇな笑い声が聞こえてそれで嫌な予感がした。だから、そん時近くにいたモトキを引っ張ってきた。」
モ「あんときは何事かと思ったよねー。必死の形相で俺のこと呼ぶんだもん。」
ほっとした顔で笑いあっている二人。
だけど、私は殴らせてしまった。
二人が南原に殴られたらどうしよう。
モ「セヤナ？また余計なこと考えてるでしょ？」
マ「俺らがまた余計なことされないかって？」
何で考えてることがわかるんや・・・。
もしかして・・・
マ「エスパーではないからな。」
エスパーや・・(確信
モ「セヤナは顔に出やすいんだよ。・・あのね、セヤナが俺らを助けてくれたように俺らもセヤナを助けたいんだ。だから、8人で戦おうよ。そんで、誰よりも大声で笑ってやろうよ。俺らは楽しんでるんだ！って。俺らはお前らなんかに負けてないんだ！って。」
なんでそんなに私を想ってくれているのか分からない。
でも・・・嬉しい。
彼らなら・・・この7人なら・・・
きっと大丈夫かもしれない。
私がみんなを守ろう。
そして、自分が苦しくなったら手を伸ばそう。
『・・・そうする。私がみんなを守るから。だから、私がどうしようもなくなったら・・・助けて。』
モ「・・・・よっしゃー！」
マ「長かったな！！やっと！！！」
『なになに？？怖いんやけど！』
急に二人が喜んで、飛び跳ねてる。
思い当たる節がなさ過ぎて怖い。
マ「俺らはお前に助けを求めてほしかったんだよ。」
モ「やっと言ったね。助けてって。」
『そ、それは言わされたようなもんやろっ！』
そんなに騒がれたら恥ずかしい。
せっかく心に決めたのに！
モ「じゃぁ、さっきのは嘘・・・？」
急にしょぼくれた顔で私を見つめてくる。
『・・・嘘じゃないです。』
私がそう言うとモトキはニンマリ笑った。
モ「知ってる♡」
この子悪魔や！！
マ「とりあえず、シルク達に報告に行こうぜ。」
『報告ってなに！？いらないよ！』
モ「大丈夫。ちゃんとさっきの録音してたから。」
やっぱり悪魔や・・。
だけど、すごく幸せを感じた。
みんなが大好きだ。
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hirakko(プロフ) - 美留玖さん» ありがとうございます。更新遅くなって申し訳ありません。更新頑張りのでよろしくお願いいたします！ (2018年3月5日 12時) (
レス) id: bf9153f77e (このIDを非表示/違反報告)
美留玖 - 続きが気になります!更新頑張って下さい! (2018年2月23日 22時) (レス) id: 2cb8ac12c6 (このIDを非表示/違反報告)
hirakko(プロフ) - まにょさん» コメントありがとうございます！なるべく早く更新できるようがんばります！ (2018年1月26日 2時) (レス) id: bf9153f77e (このIDを非表示/違反報告)
まにょ - 続きが気になって仕方がありません!!頑張ってください!! (2018年1月25日 18時) (レス) id: 8ffd7450f6 (このIDを非表示/違反報告)
hirakko(プロフ) - maichiさん» コメントありがとうございます！できるだけ早く更新できるようにがんばります！よろしくお願いします！ (2018年1月19日 8時) (レス) id: bf9153f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hirakko | 作成日時：2017年12月13日 23時
