死んだと思ったら若返ってた上、３年後に来ちゃってた件について。２【名探偵コナン】

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陣平たちは、その後犯人を誘き出しに行った。

話によるとどうやらあの新郎が強盗犯らしい。





私たちは、その後すぐに帰ることになった。

‥‥私のドレスは試作品であったため、無料でくださるらしい。

‥‥どこで着るんだよぉ。









「それにしても‥‥Aちゃん、すごく似合ってるね！」

『そ、そうかな‥‥』









さっきから蘭にべた褒めされてる。

‥‥照れちゃう。









「コナンくんも、Aちゃん可愛いよね！」

「え、あ、えっと‥‥」









新一は、真っ赤になりながら私を見ると、やがて呟くように言った。









「‥‥綺麗だと、思うよ」









なんか可愛くて抱きついたら頭叩かれた。解せぬ。





そのときだった。





強盗犯カップルたちの式場であろう場所の前を通ったとき、向こうから佐藤刑事の声が聞こえてきた。









「Aちゃん！！危ない！！」









驚いて横を見ると、片腕を抑えた犯人がこちらに空いた腕で殴りかかってくる姿が見えた。

迫ってくる男の向こう側、遠くで。

陣平が何か叫んでいるのが見えた。









「逃げろ！！」









そして、私は。









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『＿＿＿＿ハアァァァァァァァァッ！！』

「「「！？」」」









腕を避けるとまず一発、腹に拳を叩き込んだ。

バランスを崩した男にそのまま掌底打ちをかます。

そして、意識が朦朧としているであろう男に。









『おととい来やがれぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！』

「グファッ！！」









とどめを刺すように回し蹴りを食らわした。






ちょうど駆けつけた高木刑事に間違って背負い投げを食らわした佐藤刑事以外が、目を丸くしていた。









「‥‥A？」

『あ、私一応空手黒帯ですから！』

「」









私は、同じく目を点にしてこちらに話しかけてくる陣平に笑顔でそう返した。

陣平と、そして向こう側にいた研二が、なぜか引きつった笑みを浮かべていた。









((‥‥ますますアイツにそっくりじゃねぇか))









後日、佐藤刑事と高木刑事の写真が街中に飾られていたのは別の話。

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