51 ページ12
「…そうなんや…望がなぁ…」
話をしてる途中、また過呼吸になったりして上手く話せんかったし、迷惑かけちゃってんけど
流が上手に対応してくれた
『…俺、望には理解してもらえるんかなってちょっと思っとって』
『同期やし、4年、ずっと一緒に頑張ってきてんねんもん』
『…でもダメやってん。……あとでちゃんと理由話したかってんけどな…』
もう、話すら聞いてもらえんかもななんて、作り笑いで笑う
「…望は悪いやつちゃう。やから、大丈夫やて」
『わかっとるけど…これは俺が悪いから…望がどうするこうするの話しちゃうねん…』
「お前も悪いわけちゃうやん。わからんけどなんか理由あったんやろ？まぁ、4年隠しとったんは悪かったかもな」
『…ごめん』
ええからと優しく笑ってくれる
「望も素直になれへんだけやねんて。とっくにお前のことなんて受け入れてるはず」
『…そんなことないやろ』
「とりあえず望にはもっかい話しかけんとあかんで。望ならわかってくれるはずやから」
『…うん、流、ありがと』
「おう、！…あ、そや、みんなに理由話さんでええの？」
『……話したいけど…大丈夫かな？』
実はみんな望みたいに思ってるんちゃうかなって考えると怖くて話せない
「大丈夫。むしろ理由話してほしいって思ってんで、みんな」
『……そっか…わかった、話す』
と返事はしたものの、怖くてなかなか歩け出せない私の手を引っ張ってくれる流
「俺がおる。大丈夫やから」
そういうと私の顔を見ずに、行くでと、手を引っ張って歩き出した
『…さすが』
「……ん？なんか言った？」
流の天然でアホそうにみえて、実は行動力があってまっすぐなところ
『…なんでもないで』
ほんまにかっこいいで。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 583人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sakura(プロフ) - もう更新はされないんですか‥‥？ (2019年4月23日 2時) (
レス) id: b8c160a182 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 腐女子ちゃんさん» ありがとうございます！お互い受験頑張りましょうね！ (2019年2月6日 23時) (レス) id: 001296eeb5 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜 - 寧音さん» ありがとうございます！とりあえず1回目の入試は終えたので少しずつにはなりますが更新していこうと思います！ (2019年2月6日 23時) (レス) id: 001296eeb5 (このIDを非表示/違反報告)
腐女子ちゃん(プロフ) - いつも楽しませて貰ってます!!俺も受験生です!!お互い頑張りましょ (2019年2月2日 23時) (レス) id: cec95d16a2 (このIDを非表示/違反報告)
寧音(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています！受験生なんですね…！頑張って下さい！！落ち着いてからの更新でも全然大丈夫です！更新も受験も陰ながら応援しています^^; (2019年2月2日 14時) (レス) id: d9ed61c0ad (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：陽菜 | 作成日時：2019年1月25日 16時
