計画? ページ8
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食べたあとの食器を流しへ乱暴に置き、借りた空き部屋に戻った。ドアをバンっと勢いよく閉め鍵をかけると、急に足がすくんだ。
『っ...』
人に強くあたってしまった...
コンコンコン)
顔を合わせるのが気不味い...
ガチャ)
『何の用?』
顔を見られたくない...下を向いたままドアを開けると、山田二郎がそこに立っていた。
そういや、自分よりも背が高いから下を向く必要はなかったか...
『あの、そこどいて。皿洗いしてくる...』
二郎「ちょっと待てって!」
『用がないなr「おい二郎、Aさんが困ってるだろ?」
三郎「Aさん、先にお風呂入っちゃってください。僕らは後で構いませんので!」
『えっ、いやでも食器洗いと洗濯物がm「食器洗いは僕がやっておきますから、Aさんはどうぞお先に!ほら早く!」
『わ、分かった...』
NO side
三郎「おい二郎何やってんだ!相手を刺激してまた怒らせる気か!?ほんっと、デリカシーないな。僕は食器洗いするからお前は洗濯物しろ!」
二郎「わっ、分かったよ...」
脱衣所・風呂____
『なーんでこんなことになんのかな...』
もうゆっくり湯船に浸かったし、そろそろ出るか...出たら謝んないとね。
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二郎「洗濯物多っ!えーっと、洗剤と柔軟剤はどこにあるっけ...あれ、おーい三b(ガラガラ)
『!?』
二郎「え...ちょ、ち『...タオル取って』
二郎「わざとじゃn『早よタオル取れっつってんだろ!このまま裸で風邪引かせる気か!?』
二郎「えっ、あぁごめん!!」
『サンキュ...あっ、それ分量ちゃんと測ってから入れて!』
※彼女は特殊な訓練を受けています(父さんの前でも構わず裸)
二郎「あ、あa...いやちょっと待って!服着ろ服!!」
『え?今着てんじゃん。てか、自分の彼女の裸くらい見てるでしょ?ならアタシの裸くらいべつにどーってことないっしょ。大丈夫だいじょーぶ、ウチ家でもこんな感じだから』
二郎「かっ、彼女なんていねーよ...!」
『うっそあんなにモテてんのに...?マジか』
二郎「てかお前、それ...」
『...あぁ、コレ?別に大したモンじゃないよ』
二郎「中王区の人間d『だと思うだろうけど違うよ。こんなもの、体に一生傷つくってまで入れたくなかった。けど大切な人のために、その人を取り返すために仕方なく入れたの。一郎さんにチクッてもいいけど、アタシの計画だけは邪魔しないで』
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おたくちゃん - 面白いギャグ作品かな〜と思って読んでた私がバカでしたね...夢主ちゃんかっこよすギィ!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーラ | 作成日時:2021年4月7日 2時