処分 ページ25
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無「失敗作が2体も...統乙女様、色摩Aだけでも処分の許可を。このままでは我ら中王区の計画がヤツに潰されてしまいます...」
合「っ、お待ちください統乙女様!無花果さん!!」
無「合歓?」
合「先程おっしゃっていた色摩Aを処分するという話は、本当なんでしょうか!?」
無「そうだ...合歓と色摩Aの関係は分かっているが、これだけは...」
合「ですが、彼女はクローんではないと思います...!人間と同じ成長過程でした。身長や声の変わり方もそうです!それにご存知かとおもいますが、私は色摩Aと何年も一緒に過ごしてきました...!!」
無「クローンはDNAのコピー。生体分子を複製すれば同じ個体が出来上がる。ロボットではない。普通に人間のように成長もする...」
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“乱「まさかお前...」”
『...』
“乱「同じなのか...?」
『大丈夫だよね、きっと』
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合「嘘...ですよね?」
勘「色摩Aは我々中王区が開発したヒプノシスマイクに続く兵器だ...軍事利用目的のために開発されたが、もうその必要もなくなった。飴村よりは少し頑丈に作られている」
合「そんな...!あんまりです!!」
勘「...」
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『大丈夫だよ...きっと。アタシはクローンじゃない...人間なんだよ、自分は』
乱「ちょっといいか?」
『...』
振り向くと、飴村乱数がいた。
『バトルは...?』
乱「初戦はBuster BrosとMTC...まだ俺の出番じゃない」
『そう。それで、なんか用?』
乱「お前もクローンなんだろ...」
『違う!あんたと一緒にしないで!』
乱「...お前が一番分かってるだろ?」
『こっちにこないで...失敗作に何が分k(ガシッ)
両肩を捕まれ、そのまま背中を壁に押し付けられる。
乱「黙れ...お前もオレと同じクローンだ!」
『違う!アタシは違う!!』
乱「何も違わない...」
『ならアタシのオリジナルはどこにいるの...?』
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おたくちゃん - 面白いギャグ作品かな〜と思って読んでた私がバカでしたね...夢主ちゃんかっこよすギィ!! (2021年5月16日 20時) (レス) id: 210f23da0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コーラ | 作成日時:2021年4月7日 2時