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お返しと救世主 ページ12

Aは、2つ目の団子を口に入れようとしていたが、総悟の言葉の意味がよく理解できずに、口を開けたまま視線を向けた。

そのまま数秒思考を巡らせる。


段々と、その顔には無表情ながらにも、



年下に、しかも女の子にタカるだなんて……


という軽蔑の色が見て取れた。


総悟「あらら。無表情の中にそこまで感情が出るようになってらァ。おもしれェ。団子のおかげか?」


A「反応するのはそこじゃない。なんで私にタカってるのか聞いてるの。それに、そもそも私はお金を持ってない。」


総悟「へェーー?今までで1番喋ってるンじゃねェか?それに、お金、持ってないってェのか。だが、俺には分かるぜィ、Aがお金持ってるの。さっき言ったよなァ、俺は警察だって。観察眼舐めんなよ?



それとも、まだ持ってないって言うなら、身体検査でもするかァ?この公衆の目前で。」


総悟は、ニヤァと嫌な笑みを浮かべた。
Aは焦ったが、負けじと反論した。
余程お金を使いたくないようだ。
まあ、それが普通の反応だが。


A「わかりました!お金を持ってるのは認めます!でも!だからってなんで私にタカって……」


そこで、Aは言葉を切った。
分かってしまったのだ。なぜこの男が自分にタカっているのかを。




『さァて、どんなお返しをしてくれるンだろォなァ?期待してるぜィ、A?』




一瞬で青ざめた。

まさか、本当にお返しをすることになるなんて。
そこは、流してくれるんじゃないのか。
いや、総悟さんならやりかねない。


総悟「思い出したかィ?忘れたなんて言わせねェぜィ?
本当は、もっと違うことをしてもらおうと思ったが、これで勘弁してやりまさァ。次はないですぜェ?」


もうこの男に借りを作りたくはないなと思うAであった。



総悟「にしても、Aそんなしゃべるキャラじゃなかったよなァ。帰ったらみんな驚きやすぜェ。」



たしかに。
こんなに饒舌に喋ったのは久しぶりだ。
今自分は、一体どんな顔をしているのだろう。



素直にそう思いながら自分のお金で食べている団子を、これ以上ないほど味わい、しぶしぶ会計をしようと立ち上がった。




すると、そこへ救世主が現れたのだった。




それは、背中側に座っていたらしい人である。
その人の言葉が、Aを救うこととなった。



















?「女の子に団子を奢ってもらおうたぁ、同じ男として許せねぇなぁ。」

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作者名:*kuro* | 作成日時:2019年6月9日 23時

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