lyric.１４ ページ15
とりあえずスーツに袖を通して、もう一度部屋に一二三を招き入れる。
一二三は、Aを見るや否や｢身長高いからか様になるね…｣と言われて、｢素直に喜べぬ。｣と返した。
まぁ確かにカラコンも入っているし、少し普段のAとは離れた印象があるかもしれない。
ここからもっと離れるには髪のセットだ。
Aが椅子に座ると、一二三が｢これ使っちゃっていいの？｣と机の上のワックスやらなんやらを指さした。
コクんっと頷くと、早速ワックスを手につけてAの髪を弄ってくる。
気にしなくてもいいのに、｢折角女の子なんだから三つ編みは入れとくね。｣と言われる。
どこまでもファーストレディか…と内心ツッコミながら、一二三に任せた。
・
・
・
10分後、一二三にセットされたAが出来上がった。
髪の毛は、まるで一二三を反転させた様な髪型になっていて｢え、何コレおソロじゃん？！｣と言うとウィンクされて誤魔化される。
だがその中にはちゃんと三つ編みを入れていて女の子らしさも少し残っていた。
女子には見えないものの、どうしても｢一二三の女｣感が抜き切れないが。
｢ど？これで俺と同じ香水つけたらおわり！｣と一二三がかっこいい笑顔でいうものだから、
ついついAも｢…仕方ないなぁ｣と言ってしまった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 696人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「ヒプノシスマイク」関連の作品
マイクの管理人さんの違法マイク狩り【ヒプマイ】
私は今日、狂人のフリをやめる４【ヒプマイ】
【ヒプマイ】オートマタ・イストリア -23章- 四色が交わる時、運命は変わり出す
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レイ - とても面白いかったです。頑張ってください。 (2018年6月15日 20時) (
レス) id: d336b49e8b (このIDを非表示/違反報告)
蒼綟(プロフ) - 初めまして！作品が好きで、いつも見ています！これからも頑張ってください！そして、もし意図的なものならすみません、8話？かな？12任という所は12人ですか…？意図的なものだったら、本当にすみません！ (2018年5月31日 22時) (レス) id: 9722960a7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
