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突然の呼びつけ イケブクロ ページ1
三郎side
ピピピピピ。
いつも通り目覚ましを7時にセットした僕は自分の寝起きの悪さと闘いながら起き上がり洗面所で顔を洗う。
リビングからは今日の朝御飯当番の二郎がたまに音程をはずしながらアイツの好きなアーティストか何かの歌を歌っていた。
一兄は昨日遅くに帰ってきたからまだ寝ているのかな？
そんな事を考えつつ外の郵便受けに何か配達物があるかチェックする。
いつも僕がやる日課みたいなものだ。いつもなら新聞か何かのチラシが入っているだけだが今日はそれに加えて僕宛ての白い手紙が入っていた。
「珍しいな」
僕はそう呟き自分宛ての手紙を封筒から取りだし開いた。
そこにはたった一言『午前１０時に無花果のもとに来い』と書かれてあった
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作者名：来夢 | 作成日時：2019年1月14日 10時
