浅野君の親戚がE組に来ました【浅野学秀】

13　顔でも唇でもなくて、手　日野谷です ページ14

お、お、お、お、


A「美味しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」


学秀「全く・・・もう少し静かに食べれないのか?」


そんなこと言われてもねぇ・・・。


A「無理っ!!だって、学秀の卵焼きが美味しすぎるんだもん!!」


私がニコッと笑ってそう言うと、学秀はフッと笑った。



学秀「そうか・・・。作った甲斐があったよ。」


優しく、爽やかな笑顔でそう言ってくれる学秀。


私は、学秀のこの顔が大好きだ。



学校での学秀とは全然違う、心からの優しい笑顔。



ねぇ、学秀。

いつか、その顔が学校でも出来るようになるといいね・・・。



学秀「おい、何考え事しているような顔をしてるんだ?」


そう言う学秀は、いつの間にか目の前にきていた。


そして、学秀の＿が私の額に。









ピンッ




A「あいたぁ!!?」


学秀「何だその反応wそんな痛くないだろう?」



・・・学秀にデコピンされた!!


おでこが痛いよっ!!

さっきの雰囲気とドキドキ返せ!!



ってかおでこが痛いぃ!!



A「何してくれたの学秀!!今ので私の脳細胞死んだっ!!」


学秀「何言っているんだ。こんなもので脳細胞は死なないだろう。」


A「はぁ!?何言ってんの!?タコ・・・先生が言ってたよ!!頭に叩くなどの刺激を与えると、脳細胞が死んでしまうのですよ。なので先生の頭叩かないでくださいぃ!って。」


皆、お前の頭に脳細胞何かあんのかよ!?とか言って、ナイフで頭を集中攻撃してたけど。


学秀「仮にそうだとして、お前の脳細胞の数が増えようが減ろうがもう手遅れだろう?」


A「なっ!?私そこまでバカじゃない!!」


学秀「なら、今の成績はどうなんだ?」


学秀は、からかうようにして(ドヤ)顔を私に近づけた。


・・・この野郎!!!


学秀「はぁ・・・。また勉強を教えてやろう。」


え・・・!?


学秀から勉強会のお誘い!?

珍しい!!


A「本当!?学秀が私に勉強を!?」


学秀「ああ。今日はもう遅いから、また今度にな。」


学秀はそう言って、私の頭にぽんっと手を乗せた。

な、何だよこいつ・・・。


イケメンめっ!!


学秀は、家まで送ろう。と更にイケメンな言葉をはき、外に出る準備をする。



今日の学秀は、朝から優しかったな・・・。

私に気を使ってくれたのかな?




A「ありがとね。学秀。」



私は学秀に送ってもらい、明日の準備をしてすぐに眠った。


＊＊＊

セリフ多い・・・。ごめんなさい!!

次はmocoです!

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