浅野君の親戚がE組に来ました【浅野学秀】

11　卵焼き　日野谷です ページ12

〜下校中〜



A「卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き」
ボソボソボソボソ・・・



学秀「どうしたんだ?ついに頭まで卵焼きになったか?」



A「卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き卵焼き」



学秀「・・・僕の家にくれば、卵焼きくらいいくらでも作ってやるぞ。」



A「卵焼き!!嘘!?本当!?ありがとう学秀!!って、え何で学秀が!?」



いつの間に!?

私一人で帰ってたのに!?


学秀「やはり気付いていなかったか・・・。」



はぁ、とため息をこぼす学秀。



でも、私にとって重要なのは、学秀がいつからそこにいたかとかじゃないのよ。



A「ねぇねぇ卵焼き作ってくれるって本当?もし作ってくれなかったら学秀の教科書ノート参考書をビリッビリにするよ?」



学秀「なんて嫌がらせだ・・・。作ってやると言っているのにそういう態度をとるのなら、卵焼きはあきらめてもr A「すみませんでしたごめんなさい卵焼き作ってください。」・・・わかったからこんなところで土下座しないでくれ。」



やった!!

久しぶりに学秀の作った卵焼きだ!!

学秀は何でも完璧にできるからなぁ。

学秀の作る卵焼きは私の作る卵焼きよりも美味しい。



・・・あの人の作る卵焼きも美味しかったなぁ・・・。



私は学秀が作る卵焼きが大好きだ。


でも、もっと大好きな卵焼きがある。


あの人が作った卵焼きだ。


甘くて、ちょっととろけるような舌触りで・・・。


また、あの人が作った卵焼きを食べたいなぁ・・・。



きっと、数年したら学秀もあの味を作るんだろうな。


でも、私はあの人の作る卵焼きも食べたいけど。



卵焼きより何より、あなたに会いたいよ・・・。

もう一度、あの頃の、あなたに。



チラリと学秀を見る。


学秀「・・・」



やっぱり。寂しそうな顔。

ねぇ、学秀も、あなたに会いたがってるよ?


だから、戻ってきてよ。

あの頃のあなたに。




＊＊＊

moco、次よろしく!!

私は(書き直しで)疲れたから休んでるよ・・・。

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