アリガトウとサヨナラ

4 ページ4

「顔色悪いな、ちゃんと寝た？」


「うん･･･」



うそ、全然寝れてない
でも変な心配 たいちゃんにさせたくないから
たいちゃんと私は
毎日 高校に教育実習生として行ってる

私も太ちゃんも 教師目指してるから



「生徒達、心配してたよ？」


「そおなの？」


「うん、Aちゃん、元気ない？って聞いてくる」



たいちゃん 甘いルックスと 優しいとことかで
女子高生に大人気
そりゃそうか、、、
休み時間になると

いつも囲まれてる



たいちゃん、全然聞かない
昨日の事

本当優しい
だから傷つけたくない
失いたくない



「あ、藤ヶ谷くん！Aちゃん！」


「あ、桜木先生 」


「どうしたんすか？」




この高校の教師で美人って有名
おまけに明るくてサバサバしてて
私の憧れ




「今日 鍋パーティするんだけど、二人共来ない？」


「行きたいです！」


「じゃあ、俺も･･･」



「ふふ、じゃあ決定ね！！藤ヶ谷くん、車のってるよね？Aちゃんと一緒に来てもらえる？住所教えるからナビいれて、」


「あ、はい 大丈夫です」

5→←3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す