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「…ありがとう…太ちゃん…

太ちゃんがいてくれて良かった。」








…チュッ



…え?


おでこに一瞬触れた温もり








「…そんな可愛いこと、言うなよ。」









気のせいなのか、少し


太ちゃんの、頬が赤くなってる気がした









「……今、おでこにキスした?」



「…してない。」



「…絶対したじゃん。」



「…してない、ほら、帰るよ。」



「はあーい。」









意地でも嘘つくつもりだ。

絶対、私のおでこにキスした



気づけば

笑顔になれてて

少し胸がドキドキしてる。




太ちゃんってすごいな、


そりゃモテるよ…





なんでこんな素敵な人が


私のことを想ってくれるんだろう









太ちゃんの綺麗な横顔を見てそう思った









「じゃあ、また明日な。」



「うん、送ってくれてありがとう。」



「ん。おやすみ。」



「おやすみなさい。」









太ちゃんの車が見えなくなったあと

家に入った








太ちゃんの甘い香りが

少し私に残ってる




その香りが私のことを落ち着かせてくれる…





上手く言えないけど


恋とはまた違う…




太ちゃんが特別な存在ってことは確かなんだ




けど、


それがどんな特別か自分でもわかってない









私が悲しんで泣いてしまう時は


いつもそばにいてくれた


楽しいときは、一緒に笑ってくれた


ドジする私を優しく見守ってくれてた







そんな太ちゃんの優しさは


いつも、私の心を温かくしてくれる









きっと、宏光と出逢ってなければ


一瞬にして太ちゃんに恋してる








けど、どうしてもまだ

忘れられないから…




どうしてもまだ望んでしまうから







今はまだ、太ちゃんの気持ちには応えられない

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まき(プロフ) - すいません!レスのコメントが見れません(T . T) (2019年8月5日 1時) (レス) id: 2a792bfcb2 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 玉にゃこMです!お久しぶりです覚えてますかね?新しい垢を本当に教えていただきたいです(^。^) (2019年7月25日 2時) (レス) id: 2a792bfcb2 (このIDを非表示/違反報告)
万里奈(プロフ) - Mielさん» こんにちは。ただいまです(T_T)温かいお言葉ありがとうございます、これからまたよろしくお願い致します。 (2017年6月27日 15時) (レス) id: 2033607cc2 (このIDを非表示/違反報告)
Miel(プロフ) - 万里奈さんこんにちは。おかえりなさい。待っていました。またお話が読めるのが嬉しくてたまりません。これからも楽しみにしています。 (2017年6月25日 16時) (レス) id: 5ce7b7cc41 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 万里奈さん» 万里奈さんのお返事ありがとうございます!はい!これからも楽しみにしてます(´˘`*) (2017年6月24日 1時) (レス) id: 10a6415505 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:万里奈 | 作成日時:2015年9月25日 18時

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