1言目 ページ4
_時刻8時14分。
雄英高等学校前。
数多くのヒーローを輩出してきたここ"雄英高校"では、新入生を迎え入れるための入試が始まろうとしていた。この高校は倍率300と恐ろしい程高く、偏差値79という超難関校だが今年も沢山の少年少女がこの場所に来ていた。
例えばこの四人_
緑のもさ髮と大きなリュックが特徴的な、因果律の導き(？)によって
イガグリのような髪型に三白眼の
何かの本を読みながら、太ももあたりに包帯を巻いた誰かと話している少女。
此処とは別の場所だが【推薦入学者】として来ている
この当時は誰が想像したのだろうか。
この少年少女が大波乱を引き起こすということを…。
______季節は冬。波乱の一年がここに開幕する。
『いやー蜜柑、寒いし緊張するしでダリぃや。』[私は出ませんよ…!?]『そうだった×2ゴメン。』
このピンク髪の少女は【弾守言葉】。
今朝緊張しすぎて超高校級の料理人・花村輝々を蹴り飛ばしてきたところである←
(※花村は峰田並の変態で、ソニアのスカート捲ろうとしていたところを緊張しまくっていた言葉が通りかかり蹴り飛ばした。)
［ちょっと待て…あの人かっこよくね!?］声かけてもいいか!?
［やめろ。あの人も集中してんだろ…］
［あの人って女性なのかな…］
［さぁ？］
顔はいいんだ。顔は。
受験生達はクソ広い講堂に集められた。
言葉は左右田からレンチを
『てかここで唯吹のライブやったら凄そう。まぁﾀﾋ人確実に出るけど。』
澪田唯吹の歌はヤバい。耐性あるのは唯吹と言葉くらいである。
＜受験生のリスナー、今日は俺のライブにようこそ！everybody say hey!!!!!＞
『(うるせぇ☆耳がぶっ壊れるだろ☆(ゝω・)v)…ってなんかすっげえ熱気が近くから感じるんだが…?』多分気の所為だし無視しよ。うん。
＜なら受験生のリスナーに、実技試験の内容をさくっとプレゼンするぜ！Are you ready?＞
『うるせえな』ﾎﾞｿｯ
＜入試要項通り、リスナーはこの後10分間の摸擬市街地演習を行ってもらうぜ！持ち込み後は自由、プレゼン後は各自指定の演習会場へ向かってくれよな！オーケー！？＞
『やべえ鼓膜が…』
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作者名：カフェモカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hompe6/
作成日時：2023年1月22日 16時
