原作知らないけど皆いい人だったのでとりあえず御教授願う。

肆拾捌ノ刃 ページ20

〜 神原 side 〜





皆鍛錬中で構ってくれる人もいなかったので、ずっと1人で体を動かしていた。








気がつけばお腹もすき、あたりは暗くなっていたので煉獄さんの家に戻ることにした。




煉獄さん、もう家にいるのかな？







『煉獄さーーん！ただいま戻りました』





玄関から大きな声で叫べば、ﾄﾞﾀﾄﾞﾀと大きな音が聞こえた。



柱合会議、もう終わってたんだ。









煉獄「おお、帰ってきたか！飯を食いながら、本日の柱合会議で決まった事を報告する！」




『分かりました』






柱合会議で何が決まったのかも気になるけど、晩御飯のメニューも気になる。


なんだろう...。







・




・




・




先程までありえないスピードで箸を進めていた私の手が止まる。







2日後には入隊 ←全然大丈夫。むしろ嬉しい





蜜璃ちゃんの任務に着いていく ←全然大丈夫。むしろ嬉しい





不死川さんの任務に着いていく ←地獄ですか？？？？？







ま、鬼殺隊である以上どんな事にも対応出来る力を身につけておく必要はあるし...




もしかしたら不死川さんと仲良くなるチャンスかもしれない。


色々心配だけど頑張ろう。









煉獄「不死川と同行はそこまで嫌か？」



『そこまで...？』






煉獄さんは私の顔をみて、かなり嫌がってると判断したのかな？





でも顔に出すほど嫌でも無いし...。









煉獄「...神原はいつも悲しい目をしているな」



『！？』









〜 煉獄 side 〜




ふと、思った事を口に出してしまえば神原は傷着いた様な表情をする。






しまった。決して貶している訳では無いのだが...。





神原の瞳は綺麗だ。吸い込まれるほどに。




しかし、いつ見てもどこか悲しい瞳をしている。







『煉獄さん...。もし、良かったら少しお話聞いて頂けませんか？』





話？



目に関する事だろうか...。





煉獄「あ、ああ」

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