原作知らないけど皆いい人だったのでとりあえず仲良くなりたい。

弐拾弐ノ刃 ページ23

〜神原 side〜







今日でここでの暮らしは終わりか。



最初はどうなるか不安だったけど、今思うと本当に楽しかった。









この時代の貨幣もってないから何か買ってあげることも出来ないし.....








あ、そういえばしのぶさんが「暇つぶしにはなると思います」といって買ってきてくれた折り紙で何か作ろうかな。




小さい頃からよくおばあちゃんと作ってたから腕に自信はあるし、折り紙もたくさんある！






よし、つまらないものだけどそうしよう。






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アオイとカナヲにはこの蝶を


きよちゃん、すみちゃん、なほちゃんにはこのちっちゃくて可愛いお花を瓶に詰めて渡す。






いや、自分で言うのも恥ずかしいけどこれは売れるな。









これ以外にも色々沢山おったけど、久しぶりにすると楽しいね。折り紙







でも、昔から苦手なのが...








『う〜ん。全然飛ばないな』






そう。紙飛行機




小学校の頃たくさん練習したのに、紙飛行機大会で下から3番目だった記憶がある。









??「ここ...。もう1回おるといいよ」




『そうなんです、ね...わ！』








折り紙に熱中してて気づかなかった。いつから居たんだろう。




この子も柱？私より年下に見えるけど...｡







??「今日僕が当番って事と...ここまでの行き方忘れて、遅れちゃった。」




『そう、なんですね』







え、色々心配過ぎて不安になるんですけど大丈夫かな。この子。




本当に柱？鬼殺隊ってこんな小さい子を鬼と戦わせるの！？


もしかして:ブラック企業







いやいやいやいやいや。多分この子の剣術が凄いんだろう。







時透「...僕は時透無一郎。僕より君の方が年上だと思うから、その喋り方やめて。名前も好きに呼んで」




『あ、じゃあ無一郎くん？...えっと私の名前は』





時透「いいよ。聞いてもどうせすぐに忘れるから」







えええ。せめて聞くだけ聞いてあとから忘れて欲しかった。







なんだろう。この子喋り方とか幼いのにオーラですっごく圧倒してくる。







時透「ここもっと鋭くなるようにおっていいよ。そうすれば......ほら。」




『わぁぁぁあ！！すごい』








無一郎くんは部屋の端っこから端っこまで飛ばした。しかもすごく早い。




この紙飛行機だったら...






『無一郎くん！絶対ギネス記録更新できるよ！！』

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