体調不良�� ページ6
康二Side
あれからどのくらい経ったのかな
結構寝てた
ぼくが隠しちゃったせいで迷惑かけちゃった
みんなにごめんなさいしないと…
でもふっかさん怒ってたな…
たくやもびっくりしちゃっただろうな…
ｺﾝｺﾝ
誰だろ
？「こーじー倒れたって聞いたけど大丈夫かー？」
康二「………るたくん」
身体を起こそうとしたけど止められた
何しに来たの？って言おうとしたけど
体力がなかった 情けない…
龍太「こーじキツかったな 今は大丈夫？」
ｺｸﾝ
怒られると思ってたから優しいトーンでびっくり
龍太「よかった ちょっとお話してもいい？」
ｺｸﾝ
るたくんはベッドの横の椅子に座って
龍太「俺さこーじが生まれた時から見てるからさ
こーじの頑張りたくさん知ってるよ
治療が辛くても嫌がらずに受けてさ
俺びっくりしたよ
みんな嫌って言って泣き叫ぶのにのにこーじは1回も泣いたことがない
最初は1番下だったこーじが今はお兄さんになってこーじよりも小さい子たちを見てくれてるでしょ」
ｺｸﾝ
龍太「でもねこーじ」
龍太「弱いところ見せてもいいんだよ」
龍太「今までいっぱい我慢してきたでしょ
だけどこーじが我慢してるところもう見たくないな
俺たちにいっぱい感情をぶつけてほしい
全部受け止めるからさ」
るたくんの話を聞いていたら
目からお水がたくさんでてきた
るたくんはぼくを見るとﾆｺｯって笑って
龍太「おいで」
といってｷﾞｭｯってしてくれた
いっぱいいっぱい泣いた
今まで涙を出しちゃいけないって思ってたから
今まで我慢してたものが全部でてきた
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作者名：ひのか | 作成日時：2021年1月27日 14時
