彼女* ページ41
黒尾さんと猫又監督がやってきて、つい背筋が伸びる
黒尾さんを家来のように従えた猫又監督がすっと目を細めた
「A、烏養はお前が仕事できるって言ってたぞ？」
「自分がこんな不器用だったとは思ってませんでした…すみません…」
「まっ、うちはマネージャーなんかいなくてもどうにでもなるしな！料理でもなんでもやってこいや」
ありがとうございます！と勢いよく言うと、私の頭をわしゃわしゃと撫でたあとまた戻っていった
「…監督甘すぎんだろ〜」
黒尾さんはため息をつきながら言う
「んじゃ、あとはヨロシクな」
「頼まれましたぁ」
黒尾さんが言うと、白福さんは敬礼のポーズで言った
「じゃ、行こっか〜」
「ありがとうございますー！」
音駒の方々にすいません〜！と言うと、いってらっしゃいとか、うまい飯よろしくな、と言ってくれた
芝山くんにばいばいと手を振って白福さんを追っかける
途中で大滝さんも一緒にキッチンまで行ってざっくり説明を受けた
きゃっきゃと少し女子トークした後、2人は戻っていった
メニューは渡された紙に書いてあるので、その通り進めていく
.
たしかに初めてやる作業よりはサクサク進むけど、なんせ量が多い…
もう普段の10倍とかじゃないそれ以上
玉ねぎとか大量に積み上げられててすでにやる気が失せてきてる…
私は鼻歌を歌いながらやっていくことにした
しばらく上機嫌で食材を準備していると、厨房のドアが開く音がした
ぱっと振り向くと、入ってきたのは影山だった
「影山！」
「…なんで来たんだよ」
「え、影山に1週間も会えないとか無理…」
はぁとため息をつかれた
やっぱさすがに重すぎたかな…
ドアを閉め、影山が近づいてきた
私も作業を止めて手を洗い、影山のほうへ
ドアの近くまで行くと、 ゆっくりと抱きしめられる
「せめて教えてろよ」
「あ、ごめん…」
「でも、会えるのはマジで嬉しい」
そう言って頭に軽くキスされた
「怒ってるんじゃないの？」
腕の中で、影山の顔を見上げる
いつも通りの顔だけど、ほんの少し顔が赤い
「怒ってる。男所帯に来るとかありえねぇ」
なんかあったらすぐ言えよ、と言いながら強く抱き締められた
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ひのちか(プロフ) - あこさん» こんにちは！返事遅くなってすみません…ありがとうございます！よかったです〜！影山くんほんとかっこいいですよね！伝わっててよかったです^^* 最近ちょっと更新が…って感じでしたけど笑がんばろうと思います！ (2020年4月3日 2時) (
レス) id: 833028814c (このIDを非表示/違反報告)
あこ(プロフ) - 一気に最新話まで拝見させて頂きました！ドキドキする程、いつの間にか小説を夢中で読んでいました…！飛雄ちゃん好きだ…と改めて思わせれくれる、素敵な夢小説を有難うございます！続き、楽しみにしています！ (2020年3月25日 4時) (レス) id: 5180ecc88d (このIDを非表示/違反報告)
ひのちか(プロフ) - setter loveさん» こんにちわ。ありがとうございます！影山くんかっこいいですねー！本当ですか！？影山くんのかっこよさ伝えれてるならよかったです！これからも応援お願いします(^^) (2020年2月26日 23時) (レス) id: 833028814c (このIDを非表示/違反報告)
setter love - こんにちは。影山やっぱりかっこいいですよね！この作品読んで改めてかっこいーなと思いました！所々ニヤニヤしながら読ませてもらいました。すごく面白いです！続き、今後期待してます！応援してます (2020年2月25日 16時) (レス) id: 43ce07b296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのちか | 作成日時：2020年2月4日 22時
