澤村大地 ページ29
「大地くん！」
「ん？」
放課後の教室で、することもなくのんびりしていた
「壁ドンしたげる！」
は？という顔をする大地くんを引っ張って壁まで追いやる
「へへ、ほんとはちゅーしたかっただけ」
口実。って言って、自分からキスする
唇に少し重なるキス
なんだか言いたそうな顔した、つまり可愛い大地くん
少し言葉に詰まった後、
「んじゃ次は俺だな」
と言ってあたしを引っ張って位置を入れ替わった
大地くんの大きくてがっしりした手が、あたしの顔に触れた
あたしはこの手が大好き
色んなところを触ってほしい
…もちろんそういう意味も含めて
そんなことを思ってると、大地くんはまたあたしとの距離を縮め、両腕に挟まれた
「俺も、したいな」
薄く笑って、あたしの逃げ場を無くすように股の間に膝を入れてきた
すっごくドキドキした
大地くんに身を任せる
少し触れて、離れて、また触れる
そのうち舌が入ってきて、ざらりとしたあの感触にまた興奮する
教室だっていう焦りも忘れて大地くんにされるがまま
しばらくして顔が離れると、少しにやっとしつつも真っ赤な顔の大地くん
「そんなに名残惜しそうな顔しないでくれよ」
続きは学校の外でな、と言う大地くんだってまだし足りないって顔してるじゃんか
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ひのちか(プロフ) - 颯さん» こんにちわ。そう言って貰えてありがたいです！これからもよろしくお願いします:) (2020年3月3日 4時) (
レス) id: 833028814c (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。この短編凄く好きです。胸キュンが凄いです。更新頑張ってください。 (2020年3月2日 23時) (レス) id: ec9a814c94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひのちか | 作成日時：2019年10月30日 22時
