検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:72,719 hit

木兎光太郎 ページ20

「早く行ってきてください!先輩!」







「そうだよ最後になるかもしんねぇぞ?」






卒業式が終わって写真もたくさん撮ったけど、まだ好きな人とは撮れてない






後輩や、木葉は行けって言うけどそんなの無理





木兎と仲のいい男バレの人らにはよく相談していたから、心配してくれたのか木葉や猿杙が来てくれたのだ





「いやっ、振られて気まずくなって会えないほうが嫌だし…」






「何言ってるんですか、まぁ振られたってまた大学で好きな人できますよ!」






「それほんとに励ましてる?」




「えっ?」






ちょっとだけおバカだけど優しい後輩だ





そんな後輩にツッコミを入れる赤葦くんは、後輩の彼氏だったりする





その彼氏、赤葦くんと目が合う






「大丈夫ですよ、木兎さん結構押しに弱いですから」





「ほら、後輩の赤葦が言ってるんですよ!振られそうになったら押せ押せでいけばいいんですよ!」







「えー…」







「いや部活一緒で同級生の俺もいけるって言ってっから!」






木葉が声を上げた




お前の保証がなんになるんだよ、という言葉を飲み込んだとき、






「…A、俺のこと好きなのか?」








後ろから声がして、みんな振り向く






「…木兎さん!」





さすがの赤葦くんも驚いたような声を上げた






「ぼ、ぼぼ木兎!?」






真っ赤になった木兎が立っていた







「え、いや、あの、えっ…と…」






私も真っ赤になって思考回路がショートしてしまった







え、やばいやばい!どうしよう!やばいよ!








「あの…!」







とりあえず何か言わないと!と思って口を開いたけど
、木兎が無言で近づいてくる









そして、私の頬に優しくキスした



















「…!?」







顔が熱くて爆発しそう






キスされた頬に触れながら木兎の顔を見る








「…たぶん、俺のほうがAのこと好きだし!」







だから、付き合ってくれ








そう言われ、振られるとしか思ってなかった私は泣いてしまった







「…やっぱダメだったのか!?」






とオロオロする木兎






みんなが見守る中、私は泣きながらよろしくお願いしますと返事した







「ぼっ、木兎コノヤロー!!!」





木葉や猿杙が木兎に飛びついてった




私は後輩に抱きつかれ、赤葦くんにもおめでとうございますと言われてさらに泣いてしまった

黒尾鉄朗→←澤村大地



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (73 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
157人がお気に入り
設定タグ:HQ , ハイキュー , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひのちか(プロフ) - 颯さん» こんにちわ。そう言って貰えてありがたいです!これからもよろしくお願いします:) (2020年3月3日 4時) (レス) id: 833028814c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。この短編凄く好きです。胸キュンが凄いです。更新頑張ってください。 (2020年3月2日 23時) (レス) id: ec9a814c94 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ひのちか | 作成日時:2019年10月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。