6st Life ページ6
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私たちが向かっているのは校長室。
普通、入学式前に校長室とかありえないだけどね。
私たちは別。
校長室の前で立っているオジサンが多分校長せんせー。
ズラっぽい……
それに、いつもパパとかツバサパパとか見てるから、
ちょー、ブスに見える。
多分普通なんだろーけど。
コハク父「我が娘に何も怪我がないようにお願い致しますね」
笑っているはずなのに目が笑ってないパパ。
怖っ……
なんて言うか、『うちの娘に怪我とかあったらマジで殺すぞ、オイ』って目をしてる……
ツバサパパもだけど……
ツバサ母「大丈夫かしら?男の子とか野蛮じゃないといいんだけど……」
コハク母「大丈夫よ、きっと……」
「大丈夫」って言ってる割に自身がなさそうなママたち。
コハク「大丈夫だよぉ〜。だって、ツバサと私だよ?何かあったらすぐにパパとママに言うから」
ツバサ「そーだねー。まだ危ないって決まった訳じゃないし、何かあったら転校すればいいし」
私たちがそう言うと、
「だったら……」、と納得してくれた。
ツバサ「私たちって親バカランキング上位取れるんじゃない?」
コハク「んー、わっかんなぁーい!」
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作者名:希空 | 作成日時:2018年10月7日 15時