あいつは？ ページ39
A「あいつは、どこから来たんだ……？」
階段を下りて外に出て、屋根の下に行った後
今あった出来事を全部カノに話した
カノは少し考えた後、サッと怯えたような顔をした
カノ「……そんなことより、黒い蛇って、特級呪物【冴える蛇】じゃないの……？」
A「……やめて、怖い」
悠仁「2人共何してんの？」
カノ・A「！！！」
後ろから悠仁に声を掛けられた途端、咄嗟に背を縮こませる
今の俺は何も信じられない状況にある、今すぐに逃げ出すところだった
悠仁「すまん、驚かせるつもりは何も……八雲どうしたの？」
A「いや、今何も信じられないからさ」
俺の代わりに、カノは悠仁に今起こった俺の出来事を簡潔に教えてくれた
カノが悠仁に話しているときに、学校から人が歩いて向かってくる姿が見えた
はい、五条先生です
黒い服着てるし背高いから今ほんとに鳥肌たったし、
時止まったんじゃないかってくらい体が言うことを聞かずに動けなかった
五条先生にも少し怖さ覚えてるからね、五条先生だからって安心出来ないのよ
悠仁「黒蛇？さっき五条先生が言ってた呪物と関係ありそうだな」
五条「まさかAが大好きすぎるあまり、祠から出てきたんじゃないの？」
A「怖いこと言わないで先生……」
五条「……僕が思ってるより余程まいっちゃってるみたいだね」
風邪引くよと五条先生に言われ、4人で共有スペースに移動
身体が震えてる俺に、服を掛けてくれたり、温かい飲み物を買ってくれたり、腕を引いて寄り添ってくれた3人
あったかいなぁ……
悠仁「今12時だけどどうする八雲、誰かと一緒に寝る？」
A「うん…カノと一緒に寝るわ」
カノ「おいでおいでめちゃめちゃもてなしてあげる」
五条「えー、僕じゃなかったかぁ、残念」
悠仁の肩から頭を起こして、五条先生と別れて、3人で階段を上がる
さっきの階段上がる足音はカノの音なのかな？それなら安心出来る
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猫 - マリーの腐女子設定公式で笑えますよねw あと応援してます頑張ってください！ (2022年7月4日 17時) (
レス) @page27 id: b4d2c83c20 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！五条先生色々とヤベェ。更新楽しみにしてます！ (2021年5月16日 4時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年5月3日 16時
