醒める夜に ページ37
学校の廊下を歩いてた
学校を出て寮に向かうために
雨が強く降ってたから 寮に着く頃にはびしょ濡れで。
ぽとぽとと水を落としながら階段を上る
部屋に入ってドアを閉めて鍵をかけた
手探りでタオルを見つけ、髪を拭いて、そのまま首にかけてベッドに体を預けた
こんな時間なのに睡魔は襲ってこない
あぁ、スマホ、教室に忘れたな、明日でいいか
そう思って眠るように目を閉じる
ｶﾞﾀﾝ…
ﾄﾝ…
ﾄﾝ…
階段を上る音が聞こえる
誰だ？五条先生か……？
ﾄﾝ…
五条先生だったらそれこそおかしい
教員部屋は１階だし、階段を上る意味がない
ﾄﾝ…
誰かが起きて外に出てた？
それなら納得出来るな、でもこの時間に外に出るか？普通
大雨だし、トイレとか風呂とかは共有スペースにあるけど
わざわざ１階に行かないでしょ。
…あれ、足音が止んだ？
そう思うと同時に、ドアをノックする音が聞こえた
息を飲む
怖くない、怖くない、大丈夫、と言い聞かせてドアを少し開ける
？？「…A……寝れない…」
A「…………コノハ？」
コノ「うん……」
A「びっくりした……コノハかぁ……」
安堵のため息を吐いた
枕を持ったコノハがそこに立っていた
コノ「あ……ごめんね…？」
A「大丈夫だよ…一緒に寝る？」
コノ「うん……！」
ドアを開けてコノハを入れる。
コノハは何故か濡れていた、理由を聞くと俺を待ってくれていたらしい
首にかけたタオルでコノハの髪を拭いた後にベッドに招く
恋愛フラグは立たせません。
A「おやすみしようかコノハ」
コノ「うん、おやすみ……」
コノハはすぐに寝息を立てて寝た
俺が壁側でコノハが外側、1人ベッドだからめちゃめちゃ狭いです
やっぱり寝れないのか、壁側に向いてる俺の背中に抱きついてきた
コノハの息が首にかかってくすぐったい
おいコノハ俺がくすぐり耐性ないの知ってるでしょこの野郎
体をコノハの方に向けて、対面するように寝返りを打った
俺の胸に顔を埋めたコノハを横目に見るとすぐに違和感を感じて背筋が凍った
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猫 - マリーの腐女子設定公式で笑えますよねw あと応援してます頑張ってください！ (2022年7月4日 17時) (
レス) @page27 id: b4d2c83c20 (このIDを非表示/違反報告)
なえ - めっちゃ面白いです！五条先生色々とヤベェ。更新楽しみにしてます！ (2021年5月16日 4時) (レス) id: 6b7be41b16 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2021年5月3日 16時
