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親族だけでこじんまりと、と言う二人に合った会場やチャペル等の施設を案内して、見積もりやお料理なんかの説明をする。
莉「、、うん。私達がやりたい式のイメージにぴったりだし、条件も合うし。何よりAがいて安心だし、ここに決めようかな。」
『本当に?他も見なくて大丈夫?』
莉「うん。元々ここが第一候補だし、あんまり色々みる体力もないしさ。親に話してOK出たら、契約お願いします!」
『ありがとう。、、素敵な式にしようね。』
サロン出口までお見送りすると、莉子を先に行かせて裕翔が戻ってきた。
『どうしたの?忘れ物?』
裕「いや、、あのさ、ありがとな?」
『、、なにが。』
裕「あいつさ、、気にしてたんだよ、ずっと。Aの事。俺と付き合ってるの知ったら嫌われるかもって思うと言えないって、連絡も出来なくて。、、だから、今日会えて良かった。」
『なんだ、そんな事、、、。莉子に伝えておいて?絶対素敵な式にするから、裕翔とお腹の子と幸せになるんだよって。』
裕「、、分かった。また連絡する!」
そう言って走って莉子の元へ向かう裕翔の背中を見送った。
事務所に戻ると、既にランチから帰ってきた伊野ちゃんに、ランチ行っておいでって言われて、そのまま食堂へ向かった。
食事を受け取って席に座り、裕翔と莉子の名前が入った資料を開いて、小さくため息をつく。
暫く眺めていると、テーブルにトレーが置かれ、見ていた資料をスッと取られた。
『あ、ちょっと!』
侑「中島、、裕翔。、、、ふーん。」
侑李くんからすぐに資料を取り返す。
『もう、一応個人情報だから、見ちゃダメ!』
侑「さっきの人、、その裕翔って奴が例の元彼?」
『、、、そう。まさかこんな再会するとは思ってなかったけど。』
侑「じゃあ一緒にいた人は、浮気相手だった人?」
『ううん。あの人とはすぐ別れたみたい。、、、莉子は私の、大学時代の親友。サークルも一緒だったから、勿論莉子も裕翔とは仲良くて。』
『裕翔と上手く行かなくなって、別れた時も相談とかしてたから、裕翔と付き合う事になったって、私に言えなかったみたい。別に気にしなくていいのにね。』
侑「、、って言ってる割には、だいぶ動揺してたでしょ。」
『そりゃ、、、まさかの組み合わせだったんだもん。突然現れたら動揺するよ、、。』
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陽月(プロフ) - 侑李さん» コメントありがとうございます!少し更新しましたー!更新遅くて、すみませんm(_ _)m (2017年3月11日 12時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 更新早くして下さい!気になって寝れない!! (2017年3月10日 21時) (レス) id: 5b23be1649 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 陽月さん» 私の作品、読んでくださってるんですね!ありがとうございます。こちらこそ、お恥ずかしい‥。お互い、マイペースに楽しんで更新頑張りましょうね! (2017年3月2日 15時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - 華さん» コメントありがとうございます!まさか、華さんに読んで頂けて、コメントまで貰えるとは!!嬉しいです!私も華さんの作品、大好きで読ませてもらってます!下手くそでお恥ずかしいですが、更新頑張ります(^-^) (2017年3月1日 21時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - こんにちは。このお話、とても好きです。ドギマギしてる知念くんはかわいいし、二人の今後がどうなるのか楽しみです。陽月さんのペースで更新頑張ってください。待ってますね☆ (2017年3月1日 21時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽月 | 作成日時:2017年2月20日 0時