検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:59,358 hit

35 ページ35

.




『Aさん、ベッド使ってね。』



A「侑李くんは?」



『僕はソファで寝るから安心して。』



A「ダメだよ。泊まらせてもらうのに悪い。私がソファで寝るよ。」



『いやいや、Aさんをソファでなんて寝かせられないよ。』



A「でも、ここ侑李くんのお家だし。」



『だからでしょ。お客さんなんだから。』



そう言うと、うーんと考え込んでしまった。



A「、、、じゃ、一緒にベッドで寝よ?」




、、、絶句。



ついさっき僕に押し倒されたのに、危機感なさ過ぎる。



はぁーっと盛大にため息をつきながら、その場にしゃがみ込む。



A「えっと、、、あのね?このまま譲り合っててもしょうがないし、二人共明日仕事だし早く寝た方がいいと思うから、、さ?」



『うん、、それは分かるんだけどね?』



僕の方の事情ってのもある訳で、、、。



でもAさんから提案したんだからさ、もしも、もしもの事があっても、僕だけのせいには出来ないよね?



『、、、うん、じゃ寝よっか?』



「Aさん、奥ね?」って先にベッドに入ってもらって、電気を消してから隣に入る。



ベッドは大きいのがいいって、シングルより少し大きいベッドを買ったけど、2人で寝るにはやっぱり少し窮屈で。



『、、じゃあ、、おやすみなさい。』



A「、、うん、おやすみなさい。」



そう言って、くるっと僕に背を向けて寝る体勢に入ったAさんは、お酒のせいもあってか、ものの数分で寝息をたて始めた。



うそ、、もう寝たの?



僕の隣でドキドキしてなかなか寝られない!とか、ないの、、?



コロンと寝返りをうって、Aさんの方を向く。



『Aさん、、?』



寝てる、、。



、、、ちょっとくらい、いいよね?



Aさんのお腹に手を回して、ぎゅっと抱きしめる。



あ、、そういえば、ちゅーはしたけど、ぎゅーはしてなかった。



、、、柔らかくて、あったかい。



あー、、いい夢見れそう。



明日、Aさん起きたら怒られるかな?



でもまぁ、Aさんに怒られるなら、それもいいかな、、。





、、、、ちょっとだけ太もも触っちゃったのは、黙っておこ。







.

36→←34



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (86 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
194人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

陽月(プロフ) - 侑李さん» コメントありがとうございます!少し更新しましたー!更新遅くて、すみませんm(_ _)m (2017年3月11日 12時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 更新早くして下さい!気になって寝れない!! (2017年3月10日 21時) (レス) id: 5b23be1649 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 陽月さん» 私の作品、読んでくださってるんですね!ありがとうございます。こちらこそ、お恥ずかしい‥。お互い、マイペースに楽しんで更新頑張りましょうね! (2017年3月2日 15時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - 華さん» コメントありがとうございます!まさか、華さんに読んで頂けて、コメントまで貰えるとは!!嬉しいです!私も華さんの作品、大好きで読ませてもらってます!下手くそでお恥ずかしいですが、更新頑張ります(^-^) (2017年3月1日 21時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんにちは。このお話、とても好きです。ドギマギしてる知念くんはかわいいし、二人の今後がどうなるのか楽しみです。陽月さんのペースで更新頑張ってください。待ってますね☆ (2017年3月1日 21時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:陽月 | 作成日時:2017年2月20日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。