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涼「、、、何、今の。すっげーかわいい。てか、知念、耳真っ赤だけど。」
『うるさい。』
涼「ねー、そのチョコ、俺にもちょーだい。」
『だめ。』
涼「え、うそ。ケチー。あ、そーいえば、さっきの人、知り合い?」
『知り合いではないけど、、。』
涼「え、なに?」
『入社試験の時にボールペン忘れて、カバンの中探してたら、さっきの人が貸してくれたの。返せてないけど。』
涼「あ、この前飲んだ時に言ってた人か!」
『え、僕、この話したっけ?』
涼「してた、してた。その人に会いたくて、他は蹴ってここにしたって。」
『うそ。』
涼「涼介くんは、嘘つきませーん。ま、俺は知念と一緒がよくてここに決めたけど♡」
『なにそれ、キモイ。』
涼介が言った通り、僕はだいぶ不純な理由でここに入社を決めた。
あの時ボールペンを貸してくれたあの人に、一目惚れしたからだ。
いくら大勢社員がいたとしても、同じ建物で働いていれば、何かしら接点はできるんじゃないか。
もしかしたら同じ部署に配属されて、上司になるかもしれない。
そしたらなんとか近付いて、あわよくば、、、
なんて考えていた頃が懐かしい。
そんな願いはすぐに砕かれ、僕はあの人とは別の部署に配属され、しかもほぼ接点なし。
季節は冬へと向かう中、あの人について知れた事はごく僅か。
綾瀬 A 24歳、僕より2歳年上の2年先輩。
部署はウエディングで、ベルに配属された僕は、ほとんど関わることのない部署だった。
フロントのあるロビーにいることが多いけど、同じフロアにサロンがあるのに、なかなかすれ違う事すらない。
たまに挙式前のお客さんが、荷物を搬入するのを手伝ってサロンに行くけど、「ありがとうございます。」って言われるくらいだし。
きっと、僕の顔も名前も、もう忘れちゃったんだろうな。
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陽月(プロフ) - 侑李さん» コメントありがとうございます!少し更新しましたー!更新遅くて、すみませんm(_ _)m (2017年3月11日 12時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
侑李 - 更新早くして下さい!気になって寝れない!! (2017年3月10日 21時) (レス) id: 5b23be1649 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - 陽月さん» 私の作品、読んでくださってるんですね!ありがとうございます。こちらこそ、お恥ずかしい‥。お互い、マイペースに楽しんで更新頑張りましょうね! (2017年3月2日 15時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - 華さん» コメントありがとうございます!まさか、華さんに読んで頂けて、コメントまで貰えるとは!!嬉しいです!私も華さんの作品、大好きで読ませてもらってます!下手くそでお恥ずかしいですが、更新頑張ります(^-^) (2017年3月1日 21時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - こんにちは。このお話、とても好きです。ドギマギしてる知念くんはかわいいし、二人の今後がどうなるのか楽しみです。陽月さんのペースで更新頑張ってください。待ってますね☆ (2017年3月1日 21時) (レス) id: 06773bc668 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:陽月 | 作成日時:2017年2月20日 0時