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目を覚ますと、見覚えのない天井。
『、、、あれ？、、私、、、ここ、、、どこ？』
[やっと起きた。]
声のする方を見ると、どこか霞がかった男の子の姿。
[僕の名前は、ユーリ。君の守護天使。]
『ゆうり？侑李？え、、天使？』
[そう、天使。]
『ん、、ちょっと待って、混乱、、。とりあえず、、私、死 んだよね？』
[うん。でもあまりに君が可哀想だったから、優しい僕が、転生させてあげたの。]
『転生？、、、侑李が？』
[あのね、君が思ってる侑李って奴と僕は、別物ね？僕は天使のユーリ。]
『、、、うん、分かった。でも、転生って、、、私が誰かと入れ替わったって事？』
[ううん。新しく作ったの。だから少し時間かかっちゃったけど、許してね。１から作るの、大変なんだから。]
『１から？ユーリが作ってくれたの？』
[うん。まぁ正確には、僕と神様ね。ほら、鏡見てごらん？]
言われた通り、洗面所の鏡を見る。
『あ、、、私だ。ちょっとふっくらしてるけど。』
[うん。ちゃんと健康な体だからね。]
『健康な体、、、。』
[お願いしてたでしょ？健康な体がほしいって。]
『、、、本当に叶ったんだ、、。』
[今の君は、月影A。〇〇商事の専務秘書として働いてる。ま、その辺は頭の中に入ってるから、行ったら仕事も分かるよ。]
『ん、、、ということは、今の私は、私だけど全く別の私って事だよね？、、、家族は？』
[両親は小さい時に事故で亡くなってる、、っていう設定。だから、今のAに家族はいないよ。]
『そっか、、、。それも寂しいね。』
[んー、でも後々面倒になると思うんだよね。会いに行くでしょ？]
『、、会いに行っていいの？』
[うん。但し、君の元の家族と、JUMP？の人達と、あのおじさんだけね、本当の事話していいのは。]
『あ、それも話していいの？、、って信じてくれるかな。』
[大丈夫。証拠持ってるし。]
そう指さされた所を見ると、侑李に貰った指輪。
『あ、、、あ、ネックレスも、、。』
するとぱっとテレビがつく。
画面には、泣き崩れる侑李の姿。
[彼が心配なんでしょ？明日の昼過ぎ、君のお墓参りに来るよ。あとどうするかは、君次第。]
『、、、会いたい。』
[ふふ、今度こそちゃんと幸せになるんだよ？僕が見張ってるから。]
『うん、ありがとう。天使のユーリ。』
すると、ぽんっという音と共に姿を消した。
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cheln(プロフ) - あまりにもリアルすぎて号泣してしまいました。自分の名前を入れてたので余計に涙が止まりませんでした。この作品を読んで良かったです。ありがとうございました。 (2018年4月23日 22時) (
レス) id: f22848a5f9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - す―――っごく良いお話でした(´;ω;｀)主人公が転生して再び知念くんと会うことが出来て本当に良かったです…！感動しました！ (2017年8月15日 23時) (レス) id: 233d6a7085 (このIDを非表示/違反報告)
kaomojijump(プロフ) - お母さんが主人公に気づくところを読んで号泣しちゃいました！ (2017年8月7日 15時) (レス) id: 88a463478a (このIDを非表示/違反報告)
Honolulu(プロフ) - 感動した！主人公が死んじゃうところは本当に泣いちゃった（＞＜。） (2017年8月2日 14時) (レス) id: a1925e72c3 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - いちごがーるさん» そう言って頂けて、本当に嬉しいです！！よかったぁー、、。安心しました(^^) (2017年7月29日 16時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽月 | 作成日時：2017年6月27日 1時
