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Yuri side



心配だからと、三島さんが家まで送ってくれて、言われた通り部屋の電気はつけて、ドサッとソファに座る。



何もやる気になれず、ただぼーっと座っていると、来客を知らせるチャイムが鳴った。



何度も鳴らされるチャイムに、ようやくドアを開けると、そこには僕の大好きな人達がいた。



涼「知念!!」



顔を見るなり、涼介にギュッと抱きしめられる。



涼「三島さんから聞いた、、、。知念、、、大丈夫、、、なわけないよな、、。」



『、、、とりあえず、、入って。』



僕がソファに座ると、周りを囲むようにみんなが座る。



薮「、、Aちゃん、、、残念だったな、、。」



『うん、、、でも、最後にちゃんと、お別れできたから、、、。』



大「あのな、知念、、、俺たち、Aちゃんに知念の事よろしくって、頼まれて来たんだ。」



『え、、、?』



涼「三島さんがね、Aちゃんに頼まれて、ビデオに撮っててね、、それ、見せてもらった。Aちゃん、、心配してた、、。泣いてばっかで、笑えなくなるんじゃないかって、、。」



我慢していた涙が溢れ出す。



涼「知念には、、俺らが傍にいる事、忘れないでって、、。もし笑えないなら、笑わせてあげてほしいって、、。本当、、いい子だね、Aちゃん、、。」



圭「だからちぃちゃん、、、笑わないと、、ね?」



って、そういう圭人だって泣いてる。



慧「ほらぁー、光!モノマネでもやってよぉー。」



光「俺!?ちょ、そんなすぐムリ!」



裕「じゃ、俺が先ー!」



ゆーてぃと光くんが渾身のモノマネをしている間も、泣いてる僕の背中を、大貴が優しくトントンしてくれる。



目の前の床に座っている涼介は、少し涙を流しながら、僕の顔を覗き込んで心配そうに微笑んでる。



普段そんなにおしゃべりじゃないのに、やたら明るく話してる雄也に、いつも通りダラダラ長い話を始める宏太。



なんの流れか、突然歌い出した圭人の歌に、伊野ちゃんが肩を揺らして笑ってる。



あぁ、、、本当に、、JUMPって、、、。



『ふふ、、、ありがとう。』



そう言うと、みんなが優しく笑ってくれる。



そうだ、、、僕にはこんなに暖かい場所が、、、仲間がいる。



忘れるところだった、、、。



A、、、ありがとう。






.

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cheln(プロフ) - あまりにもリアルすぎて号泣してしまいました。自分の名前を入れてたので余計に涙が止まりませんでした。この作品を読んで良かったです。ありがとうございました。 (2018年4月23日 22時) (レス) id: f22848a5f9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - す―――っごく良いお話でした(´;ω;`)主人公が転生して再び知念くんと会うことが出来て本当に良かったです…!感動しました! (2017年8月15日 23時) (レス) id: 233d6a7085 (このIDを非表示/違反報告)
kaomojijump(プロフ) - お母さんが主人公に気づくところを読んで号泣しちゃいました! (2017年8月7日 15時) (レス) id: 88a463478a (このIDを非表示/違反報告)
Honolulu(プロフ) - 感動した!主人公が死んじゃうところは本当に泣いちゃった(><。) (2017年8月2日 14時) (レス) id: a1925e72c3 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - いちごがーるさん» そう言って頂けて、本当に嬉しいです!!よかったぁー、、。安心しました(^^) (2017年7月29日 16時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:陽月 | 作成日時:2017年6月27日 1時

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