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Yuri side
深呼吸をしてから、Aの部屋に入る。
『Aちゃん？こんばんは。』
ベッドの上のAは酸素マスクをつけていて、数日前よりも、明らかにやつれていた。
ゆっくりとこっちを向いて、力なく微笑んだ。
A｢知念くん、、、こんばんは、、。｣
『、、っ！！、、、三島さん、ごめん。やっぱり取材は無理だ、、。』
三島｢うん、、、。僕らは外に出てるから、、。｣
スタッフさんたちもみんな部屋を出ていき、Aと2人きりになる。
『A？、、、なかなか来られなくてごめんね？』
A｢ううん、、。今、、、こうして、、来てくれただけで、、、充分、、。｣
『A、、誕生日、おめでとう。』
A｢え、、？、、あ、、今日、、そっか、、誕生日だったんだ、、、。｣
『忘れてたの？、、はい、プレゼント。、、、開けてあげるね？』
包装された小さな箱を開けて、中身を取り出す。
ピンクダイヤがはめ込まれた、ピンキーリング。
A｢わぁ、、、凄く、、綺麗、、、。｣
『つけてあげる。』
Aの左手を取って、小指にはめる。
A｢ふふ、、、なんか、、婚約指輪みたいだね、、、。｣
『気に入った？』
A｢うん、、、ありがとう、、、。｣
『、、A、、、結婚しよ？』
A｢え、、、？、、、もう、、何言ってるの、、。｣
『僕は本気だよ？』
堪えていた涙が溢れてくる。
A｢ばか、、、。侑李の未来を、、、縛る事なんてできないよ、、。ほら、、、泣かないで、、？｣
A｢本当、、、心配だな、、。こんな泣き虫さん、、、私がいなくなったら、、、どうなっちゃうんだろ、、。｣
『いなくなるとか、、言わないでよっ。』
A｢うん、、、。でもね、、、侑李、、、笑顔を忘れちゃ、、、ダメだよ、、？泣いてばかりいないで、、、笑って、、、？｣
『無理だよっ、、そんなの！』
A｢侑李には、、、沢山大切な人達がいるんだよ、、？JUMPのみんなも、、、ファンの子達も、、。みんな、、、侑李の笑顔が、、大好きなの、、。もちろん、、、私も、、。｣
A｢私は、、侑李から沢山、、幸せを貰ったよ、、。ありがとう、、。１つ、、約束して、、？｣
『なに、、？』
A｢、、幸せに、、なってね、、。｣
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cheln(プロフ) - あまりにもリアルすぎて号泣してしまいました。自分の名前を入れてたので余計に涙が止まりませんでした。この作品を読んで良かったです。ありがとうございました。 (2018年4月23日 22時) (
レス) id: f22848a5f9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - す―――っごく良いお話でした(´;ω;｀)主人公が転生して再び知念くんと会うことが出来て本当に良かったです…！感動しました！ (2017年8月15日 23時) (レス) id: 233d6a7085 (このIDを非表示/違反報告)
kaomojijump(プロフ) - お母さんが主人公に気づくところを読んで号泣しちゃいました！ (2017年8月7日 15時) (レス) id: 88a463478a (このIDを非表示/違反報告)
Honolulu(プロフ) - 感動した！主人公が死んじゃうところは本当に泣いちゃった（＞＜。） (2017年8月2日 14時) (レス) id: a1925e72c3 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - いちごがーるさん» そう言って頂けて、本当に嬉しいです！！よかったぁー、、。安心しました(^^) (2017年7月29日 16時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽月 | 作成日時：2017年6月27日 1時
