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無事に新しい年を迎えて数日。
侑｢明けましておめでとう、Aちゃん。｣
『明けましておめでとうございます。』
今日は取材の日。
『カウントダウン、観てたよ。ライブもお疲れ様でした。』
侑｢ん、ありがとう。｣
その日の取材では、部屋で先生やお母さん達と年明けをお祝いした事や、ライブの話を聞いたりして終わった。
侑｢ごめん、今日はこの後もすぐ仕事入ってて、もう行かなきゃいけないんだけど、、、また来るから。｣
『うん、頑張ってね。ちゃんと寝れる時に寝るんだよ？』
侑｢ん。行ってきます。｣
そう言ってみんなの目を盗み、ちゅっと軽くキスをした。
固まる私を見て、クスッと笑いながら手を振って部屋を出ていった。
『、、、もうっ、心臓に悪い。』
先生｢、、、ん？A、顔赤いけど、大丈夫か？｣
『へ！？、、あ、うん、大丈、、、っ！！』
先生｢どーした！？｣
『頭、、、痛いっ。』
頭の中をガンガンと殴られるような強い痛みを感じ、意識を手放した。
母｢もう2日、、このままなのよ、、。｣
侑｢そう、、ですか。｣
うっすらと聞こえてきた声に、ゆっくり目を開ける。
あ、、、侑李。
こっちを向いて欲しくて、握られていた手に力を入れる。
侑｢、、っ！、、A！？｣
『ゆう、、り。』
侑｢A？どっか痛い所とかない？大丈夫？｣
『ん、、。侑李、、仕事は？』
侑｢今日は休み。、、もう、僕の事より自分の心配しなよ、、。｣
先生｢A、ちょっと見せてね？、、、うん。点滴で薬入れてるから痛みはないと思うけど、強い薬だから眠くなると思う。無理しないで、寝なさい。｣
『はい。』
侑｢僕も今日はずっと居られるから、気にしないで寝ていいよ？｣
『うん。』
その後少し会話をしたけど、やっぱり眠くなって寝てしまった。
目が覚めた時には２時間程経っていた。
『あ、、本当にいる。』
侑｢、、ん？僕？｣
『うん。、、何してたの？』
侑｢本読んだり、ゲームしたり、Aの寝顔見てたよ。｣
『え、、見なくていいよ、、。』
侑｢かわいかったよ？｣
『もう、、、。』
結局その日は面会終了時間まで居てくれた。
その日から徐々に体力も落ちて、ベッドから起き上がれなくなっていった。
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cheln(プロフ) - あまりにもリアルすぎて号泣してしまいました。自分の名前を入れてたので余計に涙が止まりませんでした。この作品を読んで良かったです。ありがとうございました。 (2018年4月23日 22時) (
レス) id: f22848a5f9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - す―――っごく良いお話でした(´;ω;｀)主人公が転生して再び知念くんと会うことが出来て本当に良かったです…！感動しました！ (2017年8月15日 23時) (レス) id: 233d6a7085 (このIDを非表示/違反報告)
kaomojijump(プロフ) - お母さんが主人公に気づくところを読んで号泣しちゃいました！ (2017年8月7日 15時) (レス) id: 88a463478a (このIDを非表示/違反報告)
Honolulu(プロフ) - 感動した！主人公が死んじゃうところは本当に泣いちゃった（＞＜。） (2017年8月2日 14時) (レス) id: a1925e72c3 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - いちごがーるさん» そう言って頂けて、本当に嬉しいです！！よかったぁー、、。安心しました(^^) (2017年7月29日 16時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽月 | 作成日時：2017年6月27日 1時
