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先生｢おはよう。どう？調子は。｣
『うん。昨日よりはいいかな。呼吸も楽だし。』
先生｢顔色も良さそうだね。熱は、、、少しまだあるか。｣
『でももう無いようなもんでしょ？』
先生｢ははっ、まぁ、無理はすんなよ？｣
『うん。分かってる。』
今日はあの日以来、初めて知念くんの取材がある。
今まで通り、、、よし、大丈夫。
三島｢Aちゃん、そろそろ知念くん来るからね。｣
『うん。』
暫くすると
侑｢Aちゃん、おはよう。｣
『知念くん、おはよう。』
侑｢体調はどう？まだ熱ある？｣
『もう大丈夫だよ、、、って、信用ないね(笑)』
熱ある？って聞いておきながら、おでこを触って確認する知念くん。
侑｢うん。Aちゃんの大丈夫は信用できないもん。実際熱あるし。、、もう、そういう嘘はダメだよ？｣
『うん、気を付ける。』
侑｢あ、そうだ、今日はお花持ってきたよ。はい！｣
『ありがとう！綺麗なお花！』
侑｢後で飾っておくね？｣
『うん。』
それから暫く、他愛のない話をして取材は終わった。
侑｢、、、ごめん三島さん。ちょっと2人にしてもらっていい？、、、盗撮もなし。｣
三島｢あ、、うん、わかった。｣
そう言うと、スタッフさんたちは皆部屋から出ていった。
『、、、どうしたの？』
侑｢Aちゃんに、話があるんだ。｣
『話？』
真っ直ぐ向けられる真剣な眼差しに、ドキドキしてしまう。
侑｢、、、僕ね、やっぱりAちゃんが好きなんだ。｣
『え、、、？』
侑｢軽い気持ちで言ってるんじゃないよ？Aちゃんのお母さんとも話したし、僕なりに色々考えた。｣
侑｢、、、僕はAちゃんと一緒にいたい。｣
『知念くん、、、。でも私は、、。』
侑｢Aちゃん、人はね、皆いつかはいなくなる。それが遅い人もいれば、早い人もいる。でもそれは誰にもわからない。もしかしたら、僕だって明日そうなるかもしれない。｣
侑｢条件は、みんな一緒なんだよ。みんな、その限られた時間の中で、大切な人を見つけて、一緒にいるの。僕にとってそれはAちゃんだから、、、僕と一緒にいて欲しいんだ。｣
『私で、、、いいの？』
流れてくる涙はもう、抑えられない。
侑｢うん。Aちゃんがいいの。｣
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cheln(プロフ) - あまりにもリアルすぎて号泣してしまいました。自分の名前を入れてたので余計に涙が止まりませんでした。この作品を読んで良かったです。ありがとうございました。 (2018年4月23日 22時) (
レス) id: f22848a5f9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - す―――っごく良いお話でした(´;ω;｀)主人公が転生して再び知念くんと会うことが出来て本当に良かったです…！感動しました！ (2017年8月15日 23時) (レス) id: 233d6a7085 (このIDを非表示/違反報告)
kaomojijump(プロフ) - お母さんが主人公に気づくところを読んで号泣しちゃいました！ (2017年8月7日 15時) (レス) id: 88a463478a (このIDを非表示/違反報告)
Honolulu(プロフ) - 感動した！主人公が死んじゃうところは本当に泣いちゃった（＞＜。） (2017年8月2日 14時) (レス) id: a1925e72c3 (このIDを非表示/違反報告)
陽月(プロフ) - いちごがーるさん» そう言って頂けて、本当に嬉しいです！！よかったぁー、、。安心しました(^^) (2017年7月29日 16時) (レス) id: a2dda5cfec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：陽月 | 作成日時：2017年6月27日 1時
