My Only Love ４ (ページ50)

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『大好き…』

「…知ってるぅ」

優しく頬を撫でて、キスをしてから隼くんは苦笑い。

「頼む……寝てくれ……」

眉を思い切り下げ……ため息とともに、腕の中に閉じ込められた。

「ったく…かわいいな…このやろう」

隼くんはブツブツ言って、これからはずっと、寝室のベッドで寝るようにって…。

「この部屋使っていいよ…とか、いろいろ言ったけど…
別々で寝るとか…もうありえん……」

『ん…』

隼くんの胸に頬をつけ、腕の中で目をつむる。

朝起きたら、やっぱり目は腫れてて…

出かける前に起こした隼くんがへにゃ～って眉を下げた。

「ったく…泣きすぎなんだよ…」

『だね……？』

「…大丈夫……？
仕事行けんの？」

『……目が腫れてるくらいじゃ休めないよ……？』

「……そっちじゃない」

……ですよね？

隼くんが心配してくれるけど、頑張って笑顔を作った。

『頑張る』

「…ん、頑張れ……」

優しく触れるだけのキスをして……マンションを出た。