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大きなため息をついた私を抱き寄せて、おでこにキスをしてくれた隼くんは苦笑い…。
「俺の言う事聞かないから……」
『…ごめんなさい………』
「もぉ…これからはちゃんと聞いてよ?」
頬をムニムニとつまんで笑いながらお説教…。
けど…目は全然笑ってない。
「…何………?」
『隼くん…目が笑ってない…』
私の顔が曇ったんだろう………隼くんの眉間にもシワが寄ってる。
「当り前でしょ?
……心配だし…腹立つし…………」
笑ってた顔もすっかり真顔になって、視線も鋭くなった。
「…腹立つって……Aにじゃないよ?」
また泣きそうな顔になってる…っておでこを突かれ、ぎゅっと抱きしめられた。
「落ち込んでるのに…おいうちかけるように言えないでしょ?」
『ごめんなさい…』
「もぉ…謝るのなし!
この件で今後謝ったら罰ゲームね?」
何してもらおうかなぁ〜って、イタズラに笑う隼くんが優しく頬を撫で、キスしてくれる。
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月28日 18時