My Only Love ４ (ページ44)

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眠ってる隼くんにすり寄ると、隼くんの腕が私の背中にまわり、抱き寄せて撫でてくれた。

「大丈夫…？」

『大丈夫……じゃない…』

「そっかぁ……。
大丈夫じゃないとこゴメンけど……なんでこっちに寝てたの？
俺んとこで寝ててって言ったやん…」

隼くんは、探したんだよ？って目を瞑ったまま口を尖らして拗ねてます。

「一緒に寝るの嫌？」

『嫌じゃない……けど…、あの日…だから…できない…し…』

「バカなの？
俺……やりたいだけの男じゃないけど？」

不機嫌そうな声なのに…私を撫でる手は優しくて……
足を絡めて頬ずりもして…スキンシップ多め。

「そのためだけに一緒に寝ると思われてる方が、心外なんですけど～？」

『ごめんなさい…』

「寂しいじゃん……。
側におってよ…」

『ん…ごめんね？』

眠そうな……甘えた声がかわいい……。

「A…お腹痛かったでしょ？」

隼くんがこの部屋を覗きに来た時、真っ青な顔でうずくまって寝てたらしい。

「今も痛い？」

『今は大丈夫…。ありがと…』

ぎゅっと抱きつくと、隼くんはポツリと一言呟いた。

「代わってあげれたらいいのにな…」