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ちなみに…夕方から事務所で一緒になったみたいで、ブツブツ言ってうざいって怒られたらしい。
今日は、ラジオの時間よりは早く帰れるみたいで、起きて待っててほしいってお願いに、もちろんって即レス。
…早めにお風呂に入って帰りを待つ。
「A?」
『え?………あ、隼くん…』
「ごめんね?……遅くなったね……」
ソファーでうたた寝しちゃったらしくて……風邪ひくよって、隼くんが目の前にしゃがんでハの字眉。
ちょっと遅くなるってLINEしてくれてたみたいだけど……私は寝てて気付けなかったらしい。
久々に美樹と出かけて、たくさん歩いてたくさん笑って疲れてたのかな。
『お疲れさまでした』
ソファーから降りてぎゅっと抱きつくと、隼くんは、風呂がまだだって苦笑い。
『いい……。
隼くんの汗の匂い好き……』
「…出たよ……変態」
『変態です…』
開き直った!って大笑いして、ベッドで待ってなって。
『ベッドにいたら寝ちゃうかもよ?』
「起こすから大丈夫」
笑顔で私の頭を撫でると、浴室へと歩いて行ったんだけど…
なんか……隼くんの笑顔が爆イケで、心臓の音が煩い。
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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月28日 18時