My Only Love ４ (ページ37)

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「なんか……ちょっと疲れたな…」

美樹は、高い買い物はドキドキする……って苦笑い。

広大先輩のために頑張って節約してきて、プレゼントを購入したらしい。

「夫婦になったら…たぶんこんなプレゼントできないからね…」

『そうだよね…生活が大事だもんね…』

離れたとこにいた佐野さんにペコッて頭を下げてから店の外に出て、近くのカフェへ。

「それにしても……いいお値段だった…」

『なかなかだったね…』

朝、隼くんが着てたシャツの話をしたら、さすが芸能人だ……とため息。

「ってかさ…A、雰囲気変わったね」

『え………？』

「…いい女になった」

照れて、褒めても何も出ないよ？って笑うけど、美樹は笑わなくて…

「本当よかった…。
いい人に出会えたんだね？」

一言だけ言って微笑んで、パフェを食べてる。

…どうしよう。
すごく嬉しい……。

「笑ってないで食べなよ……いらないの？」

『食べますぅ！』

イジワルな顔になった美樹にあっかんべーしてパンケーキを食べると、子どもか！って笑われたけど、楽しいから良しとする。