My Only Love ４ (ページ32)

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「小森隼は？……なんて？」

『…言ってないです』

隼くんは…ただ、私が眠くてぼ～っとしてたと思ってると思う。
っていうか……フルネーム呼び？
ちょっと新鮮…。

「言ったほうがいいと思うけど？」

『…ですかね………』

頭が働かない私は……なんとなくでしか返せなかった。

隼くんに話したら…いよいよ呆れられちゃうかもな……。

行くことないって言われた合コンに参加して…

心配かけて不安にさせて、結局触れられちゃって怒られて……

実は賭けに使われてて……
たぶんこれから、保育園で無視される気がする……なんて…。

「後で知ったら、悲しいよ？」

『そう…ですか…？』

「そうだと思うよ？」

心配してくれるさおり先生と少し話して電話を切ると、少しだけ気分が落ち着いた。

軽く朝食を食べたあとで隼くんのベッドに潜り込み、もうちょっと寝ようかな…って思って目を瞑ると、また電話…。

「ちょっと！…どこで何してんの？」

…って、美樹から…
すごい剣幕です。