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「いざという時…逃げ道があるって大事だからね」
ニコニコでぎゅっと抱き寄せてくれて、首筋に唇をつけてハムハムしてる。
…なんか…くすぐったい。
『もぉ…』
身を捩って笑ってたら、隼くんもクスクス笑ってる。
『あ…隼くん。
キスマークつけたでしょ…』
「ん？」
かわいい顔してごまかしてるけど……わざとなのバレバレです。
『ん？…じゃないよ？』
「……�牴兇劉瓮▲圈璽襪和膸�だよ？」
ちょっと真剣な目になってる。
「もう合コンに誘われなくなるでしょ…」
『だね……』
……合コンもだけど、他も誘われないだろうな。
下手したら仕事中も無視かもなぁ…。
「ん？合コン行きたかった？」
ちょっとした変化にもすぐに気付いちゃう隼くんだけど…そっちじゃないですよ？
『違います』
「……ごめんね？
俺が、彼氏ですって言えなくて…。
合コン誘わんとって〜って、直接牽制できたら良かったのにね……？」
『バカ……。
悪いのは私じゃん……。
隼くんが悪いことなんて、１つもないよ…？』
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月28日 18時
