My Only Love ４ (ページ23)

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私が持ってた鍵でマンションに入って、並んでソファーに座ると、隼くんに抱き寄せられた。

「おかえりぃ…」

『ただいま…』

帰ってきてくれてありがとって、よしよしってしてくれる。

『ちゃんと帰りますよ？』

「そうなんだけどさ……。
正直、やっぱ不安だったもん」

『…ごめんなさい……』

隼くんの胸におでこをつけると、いいよ～って歌うように返ってきた。

「で？
何でそんなにへこんでる？」

『……やっぱ…行かなきゃよかったな……って
……反省中』

合コンでの事を話すと、隼くんはため息。

「そんな事になるんじゃないかとは思ってたけど…
やっぱりか…」

『返す言葉もありません……』

「情けは人の為ならず…」

『………はい』

「人助けのつもりが悪者にされてんじゃん………」

『…はい』

「…バカ」

『はい…………バカです』

コツンとおでこを突かれて……
隼くんの顔を見上げたら、眉間にシワを寄せている。

『ごめんね……？』

「俺に謝られましても………」

『……………』

「ばぁ〜か……。そんな顔すんな…」

両頬をつまんで、軽く睨みなから…そのまま唇を合わせた隼くん。

頬の手は、すぐに頭と背中に回って、深いキスへと変わっていく……。